2011年7月4日月曜日

マラガCF、ディエゴ・ブオナノッテ&セルヒオ・サンチェスをお披露目



  7月2日の土曜日に、冬の移籍市場で獲得し6ヶ月間アルゼンチンのリバー・プレートにレンタル移籍に出ていたディエゴ・ブオナノッテと、今夏セビージャから獲得したセルヒオ・サンチェスの入団発表が行われました。
  17歳でトップチームデビューしたブオナノッテは将来を期待されていた若手のホープでしたが、2009年12月26日に交通事故を起こし、幼少期からの親友3名を亡くした上に自身も重傷を負いました。この事故以降、唯一生き残ったブオナノッテは誹謗中傷に苦しみ、家族が脅迫を受ける事態にまで発展していました。そのため入団会見の席では、「僕には環境の変化が必要だった」と語っています。

  一方のセルヒオ・サンチェスは2010年1月に心臓に問題があるとして無期限の療養に入っていましたが、約1年を経て試合に復帰できるまでに回復していました。そのセルヒオ・サンチェスもブオナノッテ同様、「昨年はつらい1年を過ごし、どうしても環境の変化が必要だった」と述べています。


 この日の入団発表には約1万人のファンが詰めかけました。この中にはブオナノッテと母国を同じくするデミチェリスの姿も見られました。デミチェリスはブオナノッテが安心して入団発表に臨めるように休暇を返上してロサレダまで駆けつけたそうです。心優しいミーチョがついていればブオナノッテがチームに慣れるのも早そうですね。

ブオナノッテとセルヒオ・サンチェスのマラガでの新しい挑戦が幸多いものになることを祈っています。特にブオナノッテはリバー・プレートが2部に降格したことにも非常にショックを受けたと語っていますから、マラガで心機一転がんばってほしいです。

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