2011年7月29日金曜日

マラガCF ローダに2-1で勝利


  29日に行なわれたオランダ遠征の親善試合第2戦のローダ戦は、マラガが試合終了直前のブオナノッテの鮮やかなループシュートでローダに2-1で勝ち越しました。ブオナノッテのゴール、本当にすばらしいゴールでした。

  試合は前半、ルベン、セルヒオ・サンチェス(今日も右サイドバックでした)、クリス、マタイセン、エリセウ、カマーチョ、アポーニョ、ホアキン、バチスタ、カソルラ、セバスティアン・フェルナンデスの布陣でスタートしました。
今日の対戦相手であるローダは、これまでの相手の中でも一番バランスの取れた相手だった・・・というのもありますが、やっぱりトゥラランがいないからでしょうかね、試合開始からしばらくはなかなか前線にボールが渡りませんでした。またせっかく前半にボールが渡っても、バチスタとセバ・フェルナンデスの連携がうまくいかず、なかなかシュートチャンスにまで持っていくことができずにいました。そんな中、セルヒオ・サンチェスとホアキンの右のライン、うまく連携が取れておりおもしろかったです。またエリセウとカソルラのラインもスピードがありよかったです。ホアキンとカソルラは頻繁にポジションチェンジをしており、両選手とも右でも左でも特に問題なくプレーできることをアピールしていました。
またバチスタはすごいですね。90分間走り続けても最後までスピードは落ちないし、プレーの質というかテクニックもすばらしかったです。
後はそうですね、オランダでの試合だったこともあり、横断幕が出ていたマタイセンもよかったです。今日のメンバーの中で強いて言うならば、セバ・フェルナンデスでしょうか。スピードもあるし、いい選手なのですが、最後の詰めが甘いんですよね。せっかくのシュートチャンスなのに、つまらないところにボールを蹴ってしまうというか。こういう場合、ニステルローイなら絶対決めるんだろうな・・・と思うとちょっと歯がゆかったです。それからアポーニョ。なんでしょうかね、才能のある選手なのに、なぜか誰もいないところにポーンッとパスを出しちゃう凡ミスが多いんですよね。

  さて肝心の試合ですが、前半にバチスタがペナルティを受け自らそのPKを決め、1-0で折り返しましたが、前半終了間際にはルベンがゴールラインぎりぎりで(実際はゴールしているように見えましたが)ボールをクリアしています。

  後半に入ると、ルベンが弾いたボールを押し込まれ同点に追いつかれたり、カマーチョが2枚目のイエローを受け退場処分になったり(1枚目のイエローは完ぺきにボールを捕らえていたのでイエローではないです)、なんとなく運に見放された感もありましたが、トゥラランが入ってからは、再びチームも盛り返しました。それにしてもトゥラランはすごいですね。試合を見ていると、まるでトゥラランという名前の選手が3人ピッチにいるのでは?と思うほど、ポジショニングがうまく選手が1人少ないというハンデを全く感じさせませんでした。
またカソルラと交代で入ったブオナノッテも、バチスタとの息がばっちりでいつも通りすばらしかったです。試合は結局、この途中出場したブオナノッテのゴールで試合終了間際に2-1で勝ち越しましたが、ブオナノッテが入って以降の攻撃陣は息を吹き返したようでおもしろかったです。ブオナノッテ、本当にいい選手を獲得したな・・・と思います。余計なお世話ですが、リバー・プレートもブオナノッテを試合に起用していれば、もしかしたら2部落ちを免れたのでは?と思わずにいられません。あのリバーの監督、なんでブオナノッテを起用しなかったでしょうか。。。

ちなみに後半にはセルヒオ・サンチェスがひざを痛め、ガメスと交代しているほか、ホアキンがドゥダと交代しています。またセバ・フェルナンデスとサムが交代していますが、カマーチョが退場になったことで、サムはトゥラランと交代しています。

  この試合でマラガデビューを果たしたカソルラ、チームに合流後2日しか経っていないにもかかわらず、うまく攻撃に絡んでいました。連携もこれから練習を重ねるごとにうまくいくようになると思います。ホアキンも今日はよかったです。セルヒオ・サンチェスと合うんでしょうかねきっと。
シーズン開幕まで後3週間ですが、チームが着実に力をつけていることが目に見えてわかるのがうれしいです。チームも親善試合、5戦5勝と調子もいいです。
唯一心配なのはひざを痛めたセルヒオ・サンチェスですが、重症でないことを祈っています。

 

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