2011年7月25日月曜日

マラガCFの近況 その8


  24日深夜に明らかになったスペイン代表MFサンティ・カソルラのマラガへの移籍ですが、25日になるとみられていたカソルラのマラガ入りが27日にずれ込むことになりました。

というのもカソルラはビジャレアルと共にドイツ遠征に出ていたことから、今日26日と明日27日の午前中にビジャレアルで書類関係を整えた後、マラガに来ることになりました。マラガではメディカルチェック、契約書にサインを行い、早ければ27日、または28日にチームのオランダ遠征に合流することになります。


  現在までにわかっていることは、マラガとカソルラの契約は5シーズンで、年俸は現在ビジャレアルで受け取っている160万ユーロの倍額、320万ユーロになると言われています。

ヨーロッパの大会への出場権を持たないクラブへの移籍にカソルラが拒否感を示したという報道もありましたが、カソルラはもともとペジェグリーニ監督の下でプレーすることに前向きだったとマラガの地元紙では報じています。また財政難に苦しむビジャレアルが、当初移籍するとみられていたロッシの移籍がなかなか進まないことから、あせってカソルラの売却を急いだという報道も出ていますが、チームのエースであるカソルラを手放すことはビジャレアルにとっても苦渋の選択だったことがうかがえ、最後まで同選手の放出を悩んだということです。

  今夏はマラガの補強リストとして様々な選手の名前があがりましたが、マラガはペジェグリーニ監督の希望通り、当初からカソルラに照準を絞って水面下で交渉を続けていました。ペジェグリーニ監督自身も何度もカソルラと話し合いを行ったそうです。最終的にカソルラが移籍を決断した理由がなんであったのかは本人のみぞ知るわけですが、カソルラの決断が彼にとっても、そしてマラガにとってもプラスになることを願ってやみません。


  さて一方チームは25日にオランダ入りを果たしています。宿泊先はミエロにあるカールトン・デ・ブルグになっており、ここはファン・ニステルローイがひざを負傷した際に、リハビリを行うために滞在したホテルでもあります。オランダでは3試合の親善試合の予定が組まれていますし、対戦相手は3チームともエールディビジに所属していることからおもしろい試合が期待できそうですね。シーズン開幕まで3週間弱。開幕戦のバルセロナ戦のチケットが昨日25日から売り出されています。チケット代は最低でも100ユーロ。すでに年間シートは完売していることから、通常売り出しのチケットの最低額が100ユーロなのもうなずけます。またシーズン開幕1週間前の13日には
(この日はマラガの夏祭り=フェリアが開幕します)、今年のコパ・リベルタドーレス杯準優勝のペニャドールを迎え、コスタ・デル・ソル杯が行われることになっています。ペニャドールは南米の強豪ですが、当たりの強いチームですから開幕1週間前に選手が負傷なんてことにだけはならないように・・・と心配だったりもしますが、対戦相手としてはおもしろい相手ですよね。


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