2011年7月27日水曜日

マラガCFの近況 その9

                   (カソルラ、マラガ空港到着時)
 

  昨日26日の夕方、待ちに待ったスペイン代表MFサンティ・カソルラのマラガ移籍が正式に発表になりました。そしてカソルラ本人は26日の23時半にマラガ空港に到着しました。遅い時間帯にもかかわらず、100人近いファンが空港に駆けつけカソルラを出迎えています。深夜に多くのファンが空港に駆けつけたことで、空港のガードマンらがカソルラをガードすることを申し出たそうですが、カソルラはファンに挨拶をしたいということで、ガードなしでファンと対面しています。

そのカソルラは、今日27日にメディカルチェックと契約書へのサインを済ませ、チームの遠征先となっているオランダに向かうことになっています。

  カソルラはビジャレアルでの最後の記者会見の席で、マラガへの移籍が決まったことに満足していると語るとともに、「ビジャレアルは僕にとってホームのようなものだ」とビジャレアルへの思いを吐露し、「これからはマラガのために命を捧げる」と決意を示してくれました。またマラガへの移籍を決めた最大の理由がペジェグリーニ監督の存在であったことも明かしています。「ペジェグリーニが僕をチームに加えたいと望んでくれたことは本当にうれしかった。彼の信頼に答えたい」

なおカソルラの移籍金は2000万ユーロはマラガ史上最高額になりますが、マラガはヨーロッパにおける今夏の移籍市場でこれまでに最もお金を使っているクラブ(約6000万ユーロ)になっています。もしレアル・マドリードがネイマールを獲得したり、バルセロナがセスク・ファブレガスでも獲れば話は違ってきますが、マドリードがファビオ・コエントランに3000万ユーロ、バルセロナがアレクシス・サンチェスに2600万ユーロを支払っているのも考えると、※10選手に6000万ユーロというのはすごいですよね。マラガはさすが!世界を股にかけビジネスを行っているアル・タニ会長のクラブだけのことはあります。

カソルラ、トゥララン、イスコ、モンレアル、ホアキン、ブオナノッテ(獲得は冬の移籍市場ですが、夏からチームに合流しているため)、セルヒオ・サンチェス、デミチェリス(完全移籍は今夏のため)、マタイセン、ファン・ニステルローイ(ニステルローイはハンブルガーとの契約満了後の移籍のため移籍金は0)

  一方チームは今日19時(現地時間)からユトレヒトと親善試合を行うことになっています。カソルラが今日の試合に出場することはないと思いますが、チーム全員がカソルラの到着を待っているとのことですから、31日のフェイエノールト戦あたりには出場できるといいですね。ちなみに昨日の練習でマレスカが打撲を負ったとの情報が入っていますが、それほど重傷ではないようです。また軽い負傷を負っていたバチスタとクリスはすでに全体練習に復帰していることから、今日の試合には出場できそうですが、筋肉負荷を抱えているカマーチョの復帰時期がいつになるのか?についてはまだよくわからないとのことです。またU-19欧州選手権に出場しているフアンミですが、昨日の試合ではトルコに3-0で敗れています。フアンミは前半45分に出場していますが、得点をあげるにはいたりませんでした。

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