2011年7月21日木曜日

マラガCF、アル・ラーヤンに6-1で快勝


20日にアル・タニ会長が母国カタールに所有するアル・ラーヤンとの親善試合が行われました。このアル・ラーヤンは昨シーズン、カタールのカップ戦を優勝するなど、同国では強豪として知られていますが、試合結果は6-1とマラガが圧勝しました。

  試合は前半、前回のオラダダ戦とは逆で、カバジェロ、フラド、デミチェリス、セルヒオ・サンチェス、エリセウ、カラ、マレスカ、トゥララン、ブオナノッテ、ポルティージョ、ファン・ニステルローイが先発をしました(フォーメーションは4-2-2-2)

前回の試合でもそうでしたが、まず特筆すべきは中盤の底でしっかりボールをコントロールするトゥラランの存在です。ペジェグリーニ監督のめざすパスを多用し、ボールをコントロールするというスタイルにトゥラランはぴったりはまる選手で、同監督が獲得を熱望したのもうなずける働きでした。

それからファン・ニステルローイの貪欲なまでのゴールを狙おうとする姿勢や、どんな状況でもゴールに結び付けようとする姿は、若い選手のいい見本となることでしょう。そのニステルローイ、前半終了間際に1点をもぎ取っています。

そしてなんと言ってもブオナノッテ!この選手は本当にすごいです!ピッチ中を走り回り、敵を混乱させるスタイルはセバ・フェルナンデスと同じですが、何よりすごいのはパスのうまさと正確なCKやFKです。そのブオナノッテ、1点目のデミチェリスのヘッドの際もCKを蹴りましたが、2点目の自身のFKもすばらしかったです。またブオナノッテがスペースを空けることから、左サイドバックに入ったエリセウがうまく攻撃にからむことができたのも、試合展開としておもしろかったです。

前半でプレーした選手は、デミチェリス、セルヒオ・サンチェスのセンターバックコンビもよかったですし、非常にワクワクする試合をしてくれました。あえて言うならばマレスカです。トゥラランとのコンビネーションはいいのですが、いかんせんパスミスが多かった・・・です。テクニックもあるし、視野も広い選手だけに、もう少しパスの精度があがってくれればと思っています。それでも4点目となったマレスカのゴールはすごいゴールだったので、まあいいでしょう()

 

  さて後半ですが、出場した選手は、ルベン、ヘスス・ガメス、クリス、マタイセン、モンレアル、ホアキン、サム・カスティジェホ、アポーニョ、ドゥダ、トニ、サムエルでした。このメンバーは、前半のメンバーと比べると、まずセンターバックが・・・。後半開始早々の失点はこのセンターバックコンビのミスと言わざるを得ません。その後はマタイセンもクリスも持ち直していい動きをしていたのですが、やっぱり前半のデミチェリス、セルヒオ・サンチェスと比べるともうちょっと・・・という感じでした。それからアポーニョ。アポーニョは1人で熱くなり、なんだか余計な動きばかりでした。せっかく才能を持っているのになんだかもったいなかったです。後半の選手でよかったのは、やはりホアキンとガメスでしょう!この2人の右サイドはいいですね。安定しているし、ホアキンがスペースを空ける間にガメスが前線にあがるという・・・左サイドのエリセウ、ブオナノッテのコンビと比べるとスピード感には欠けますが、何度もチャンスを演出してくれました。また左サイドのモンレアルも最初は守備に専念していましたが、監督の指示なのでしょうか?途中からはサイドを駆け上がる動きも見せてくれたので、なかなかよかったです。ただドゥダはブオナノッテを観た後に観ると、少し見劣りしちゃいました。いい選手なんですけどね・・・このままいくと新シーズンのスタメンはブオナノッテになるのでは?と思います。

 23日の土曜日にはヘレスとの親善試合を控えているマラガですが、23日にはバチスタも試合に出られそうですし楽しみです。ちなみに昨日の試合には会長の姿もありました!フェルナンド・イエロ氏も試合を観戦していました。新シーズンが本当に待ち遠しいです!

 最後に追記になってしまいますが、シャビ・トーレスのレバンテへのレンタルが決まりました。今度は買取オプションがつくそうですが、買取オプションをつけるくらいなら、今買い取ってほしいです・・・シャビ・トーレス、昨シーズンは散々マラガに対して悪態をついていたので、正直もうどうでもいいです。

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