2011年7月31日日曜日

マラガCF フェイエノールトに2-0で勝利!


  31日に行なわれたオランダでの最後の親善試合となったフェイエノールト戦は、マラガが2-0で勝利しました。この試合はフェイエノールトにとって、シーズン前のオフィシャルプレゼン試合となっていましたから、審判がフェイエノールト寄りの判定を下したことは仕方がないことなのかもしれませんが・・・
カソルラへのペナルティが見逃されるなど、なんとなく後味の悪い試合になってしまいました。とはいえ、マラガはプレシーズン、6戦6勝と相変わらず好調を維持していますね。

  試合は前半、カバジェロ、へスス・ガメス、デミチェリス、マタイセン、モンレアル、マレスカ、トゥララン、カソルラ、ドゥダ、セバ・フェルナンデス、ファン・ニステルローイの布陣でスタートしました。マラガはこの試合でも盛んにポジションチェンジが行われ、うまくスペースを利用した攻撃をすることができました。ペジェグリーニ監督の目指すサッカーが、選手たちに確実に根付いているのが見て取れ試合内容としてもおもしろかったと思います。、
今日の試合では特に左サイドのモンレアル、うまく攻撃に絡んでおりよかったですね。モンレアルが調子が良かったので、できることなら左サイドがドゥダではなくブオナノッテをスタメンで起用してかったですが・・・
ドゥダはマレスカ同様、テクニックはあるのですが、ボールを奪われてしまうことが多いんですよね。まあ前半はそれほど危険な場面もなかったですし問題はなかったのですが。

  後半に入ってもメンバーチェンジが行なわれることなく進んだ試合でしたが、モンレアルのゴール、すばらしかったですね。角度のないところからうまくゴールにつきささりました。
その後、トゥララン、セバ、マタイセン、カソルラに代わり、アポーニョ、ホアキン、バチスタ、クリスがピッチに入ると、フェイエノールトに攻め込まれる場面もありましたが、カバジェロはやはり安定感があり安心して試合を見ていられますよね。またマレスカ、ドゥダ、ニステルローイに代わり、カマーチョ、ブオナノッテ、ポルティージョがプレーしています。ブオナノッテはバチスタとの息がぴったりですし、ニステルローイとも相性がいいので、できることならリーガでもスタメンで起用してほしいな・・・と思います。
さてさて2点目となったクリスのゴールですが、アポーニョのバチスタへのパスうまかったですね。そしてGKが弾いたボールをクリスがしっかり決めてくれました。

 プレシーズンのこれまでの試合を振り返ると、どこのポジションも選手が2人以上いてうまくカバーされているので、現時点でスタメン出場しそうな選手というと、トゥララン、カソルラ、バチスタ、カバジェロ、ガメスと言ったところでしょうか。ニステルローイはロンドンがチームに合流後でもスタメンとして試合に出られるのかどうか、今の時点では未知数です。ただゴールへの執念がすごいので、ニステルローイのような選手ってやっぱり必要ですよね。そのニステルローイ、フェイエノールトのライバルであるPSVでプレーしていた選手ですが、ピッチを去るときには拍手を受けていました。

 オランダでの遠征を終えたチームは、今日マラガに戻ってくることになっています。来週末にはカディスでカランサ杯が行なわれることになっています。第1戦の相手はスポルティング・リスボンとなっています。そのスポルティング・リスボン、昨日30日に行なわれた親善試合でバレンシアに0-3で敗れているのですが、チームを率いるドミンゴス・パシエンシア監督は、昨シーズン、スポルティング・ブラガを率い、ヨーロッパリーグ準優勝を果たした名将です。約1週間でどこまでチームを建て直してくるか、怖くもあり楽しみでもあります。

 今シーズンは選手層も厚いですし、シーズン開幕が本当に待ち遠しいです!

マラガCFの近況 その11


  30日の午後にこれまで滞在していたホテルからロッテルダム郊外のホテルに移動したマラガCF一行は、今日31日の午後14時30分(スペイン時間、現地オランダ時間13時30分)からフェイエノールトとの親善試合に臨むことになっています。そしてこの試合が終わった後にロッテルダムからマラガに戻ってくることになっています。  
フェイエノールトは昨シーズンを10位で終えていますが、今シーズンから監督に就任した人物は、ホアキンにとってあまりいい思い出のないであろうロナルド・クーマン監督なんですよね・・・クーマン監督はバレンシアの監督をしていた際、ホアキンらベテランを冷遇していましたから。

ちなみに27日に対戦したユトレヒトの監督は、ロナルド・クーマン監督の実兄だそうで。知りませんでした。
今日の試合でペジェグリーニ監督がホアキンを起用するかどうかはわかりませんが、ローダ戦でホアキンはスタメン出場しているので、もしかしたらスタメンでは試合に出ないかもしれません。  

  それからレシオとイスコの2人ですが、スペイン時間22時(現地コロンビア時間15時)から、U-20ワールドカップ2011のグループリーグ第1戦となるコスタリカ戦に臨むことになっています。2人ともスタメン出場できるといいのですね。まあイスコは確実でしょうね・・・
 

  またペジェグリーニ監督の構想外となり、移籍先を模索していたマラゲーニョが、またひざを負傷しました。マラゲーニョは昨シーズンから数えると3、4回ひざを負傷しており、今の状態では今夏の移籍市場で移籍先を見つけるのは絶望的だということです。マラゲーニョに対してはヘレスが獲得に興味を示していただけにちょっとかわいそうですが、まあ仕方がないですね。
 

  それから、今シーズンのキャプテンが決定しました。キャプテンはへスス・ガメス、ヴェリグトン(この2人は昨シーズンから引き続きです)、ドゥダ、そしてバチスタになっています。ドゥダとバチスタは、選手たちの投票によって選ばれています。バチスタはローダ戦でもキャプテンマークをつけていましたよね。なおヴェリグトンはバルセロナ戦までに復帰できる見込みということです。思いのほか回復が早いそうです。


  後はあんまり関係ないですが、ワールドカップ・ブラジル大会のヨーロッパ予選の組み合わせが発表になり、スペインとフランスが同組にはいっています。もしかしたらカソルラとトゥラランが代表で対戦することになるかもしれませんね。
 

  というわけで、今日のフェイエノールト戦が終わったら、また試合の感想などをアップしたいと思います。
 

 追伸:明日8月1日にマラガの闘牛場で行なわれる予定だったカソルラの入団発表が、闘牛場側の都合でキャンセルになり、マラガの総合運動場(マラガが普段練習を行なっているところです)で21時30分から行なわれることになりました。 

 

2011年7月29日金曜日

マラガCF ローダ戦ビデオ




ブオナノッテのゴールを見るだけでも一見の価値があります。

マラガCF ローダに2-1で勝利


  29日に行なわれたオランダ遠征の親善試合第2戦のローダ戦は、マラガが試合終了直前のブオナノッテの鮮やかなループシュートでローダに2-1で勝ち越しました。ブオナノッテのゴール、本当にすばらしいゴールでした。

  試合は前半、ルベン、セルヒオ・サンチェス(今日も右サイドバックでした)、クリス、マタイセン、エリセウ、カマーチョ、アポーニョ、ホアキン、バチスタ、カソルラ、セバスティアン・フェルナンデスの布陣でスタートしました。
今日の対戦相手であるローダは、これまでの相手の中でも一番バランスの取れた相手だった・・・というのもありますが、やっぱりトゥラランがいないからでしょうかね、試合開始からしばらくはなかなか前線にボールが渡りませんでした。またせっかく前半にボールが渡っても、バチスタとセバ・フェルナンデスの連携がうまくいかず、なかなかシュートチャンスにまで持っていくことができずにいました。そんな中、セルヒオ・サンチェスとホアキンの右のライン、うまく連携が取れておりおもしろかったです。またエリセウとカソルラのラインもスピードがありよかったです。ホアキンとカソルラは頻繁にポジションチェンジをしており、両選手とも右でも左でも特に問題なくプレーできることをアピールしていました。
またバチスタはすごいですね。90分間走り続けても最後までスピードは落ちないし、プレーの質というかテクニックもすばらしかったです。
後はそうですね、オランダでの試合だったこともあり、横断幕が出ていたマタイセンもよかったです。今日のメンバーの中で強いて言うならば、セバ・フェルナンデスでしょうか。スピードもあるし、いい選手なのですが、最後の詰めが甘いんですよね。せっかくのシュートチャンスなのに、つまらないところにボールを蹴ってしまうというか。こういう場合、ニステルローイなら絶対決めるんだろうな・・・と思うとちょっと歯がゆかったです。それからアポーニョ。なんでしょうかね、才能のある選手なのに、なぜか誰もいないところにポーンッとパスを出しちゃう凡ミスが多いんですよね。

  さて肝心の試合ですが、前半にバチスタがペナルティを受け自らそのPKを決め、1-0で折り返しましたが、前半終了間際にはルベンがゴールラインぎりぎりで(実際はゴールしているように見えましたが)ボールをクリアしています。

  後半に入ると、ルベンが弾いたボールを押し込まれ同点に追いつかれたり、カマーチョが2枚目のイエローを受け退場処分になったり(1枚目のイエローは完ぺきにボールを捕らえていたのでイエローではないです)、なんとなく運に見放された感もありましたが、トゥラランが入ってからは、再びチームも盛り返しました。それにしてもトゥラランはすごいですね。試合を見ていると、まるでトゥラランという名前の選手が3人ピッチにいるのでは?と思うほど、ポジショニングがうまく選手が1人少ないというハンデを全く感じさせませんでした。
またカソルラと交代で入ったブオナノッテも、バチスタとの息がばっちりでいつも通りすばらしかったです。試合は結局、この途中出場したブオナノッテのゴールで試合終了間際に2-1で勝ち越しましたが、ブオナノッテが入って以降の攻撃陣は息を吹き返したようでおもしろかったです。ブオナノッテ、本当にいい選手を獲得したな・・・と思います。余計なお世話ですが、リバー・プレートもブオナノッテを試合に起用していれば、もしかしたら2部落ちを免れたのでは?と思わずにいられません。あのリバーの監督、なんでブオナノッテを起用しなかったでしょうか。。。

ちなみに後半にはセルヒオ・サンチェスがひざを痛め、ガメスと交代しているほか、ホアキンがドゥダと交代しています。またセバ・フェルナンデスとサムが交代していますが、カマーチョが退場になったことで、サムはトゥラランと交代しています。

  この試合でマラガデビューを果たしたカソルラ、チームに合流後2日しか経っていないにもかかわらず、うまく攻撃に絡んでいました。連携もこれから練習を重ねるごとにうまくいくようになると思います。ホアキンも今日はよかったです。セルヒオ・サンチェスと合うんでしょうかねきっと。
シーズン開幕まで後3週間ですが、チームが着実に力をつけていることが目に見えてわかるのがうれしいです。チームも親善試合、5戦5勝と調子もいいです。
唯一心配なのはひざを痛めたセルヒオ・サンチェスですが、重症でないことを祈っています。

 

マラガCFの近況 その10

                     (ラウールとアントニオ・フェルナンデス氏)

 27日の真夜中にオランダ入りしたカソルラは、28日の午前中の練習からさっそくチームに合流しました。チームへの適応もうまくいったようです。カソルラはすでにビジャレアルでプレシーズンの練習を行っていたため、フィジカルの状態も非常にいいということで、今日のローダ戦にも出場する見込みだということです。

  また28日は午後の練習がお休みだったことから、オランダ出身のファン・ニステルローイとマタイセンは家族らとのつかの間の休息を過ごしています。その他の選手たちはビリヤードをしたり、チェスをやったり、サイクリングをしたりとそれぞれの休暇を楽しんでいます。

  さらにこの日は、シャルケ04のラウールが、マラガの宿泊先となっているホテルを訪問し、ペジェグリーニ監督らテクニカルスタッフ、バチスタらとお茶を飲んでいます。どんな話をしたんでしょうかね・・・ちょっと気になります。そのラウールは今日29日にドイツに戻っています。



  それからカソルラの移籍に関してですが、なんとマラガは2000万ユーロ近い移籍金を一括払いで支払っています。イスコの時もバレンシアに対し600万ユーロを一括払いをしていますが、さすがにアル・タニ会長はすることが違います。資金繰りに苦しむクラブにとって、即金で支払ってくれるクラブへ選手を移籍させることは、値段うんぬん以上に魅力的なものなのでしょう。「カソルラは3000万ユーロ以下では売らない」と豪語していたビジャレアルが、2000万ユーロで同選手を手放したのもうなずけます。

  

 また昨日28日にはスポーツディレクターのアントニオ・フェルナンデス氏が、今夏における補強がいちおう完了したことを宣言しています。とはいえ同氏は移籍市場が閉まるまでまだ1ヶ月あることも強調していますので、もしかしたら何かびっくりするようなことが起こるかもしれません。ペジェグリーニ監督もカソルラを迎え入れたことで、現在のチームに非常に満足していることを明かしていますし、同監督はグブン副会長が獲得を望んだパストーレを「今のチームには必要ない」と獲得を思いとどまらせているくらいですから、計画的にチーム作りを行っていることがうかがえますよね。


  というわけで、今日はスペイン時間19時30分から、オランダ時間では18時30分からローダ戦が行われます。カソルラがどのポジションに入るのか楽しみですね。

2011年7月28日木曜日

マラガCF ユトレヒトに3-0で勝利

  

  27日に行われたオランダでの親善試合第1戦となったユトレヒト対マラガは、マラガがユトレヒトに3-0で快勝しました。

  試合は前半、カバジェロ、ヘスス・ガメス、セルヒオ・サンチェス、デミチェリス、モンレアル、ポルティージョ、トゥララン、マレスカ、ドゥダ、バチスタ、ファン・ニステルローイの布陣でスタートしました。今日の試合では、ドゥダ、バチスタ、ファン・ニステルローイの連携が非常によく、試合開始から再三にわたってチャンスを演出しました。ドゥダは今シーズン、調子が良さそうなのでペジェグリーニ監督がリーグ戦ではドゥダとブオナノッテどちらをスタメンに使うのかちょっと楽しみです。バチスタとファン・ニステルローイもゴールを貪欲に狙っており、またコンビネーションも非常にうまくかみ合っていました。この2人のコンビは他のチームから見ても脅威ですよね。また今日は左サイドバックに入ったモンレアルも安定感のある守備はそのままに、攻撃にもうまく参加しておりよかったと思います。そしてトゥラランはいつも通り、中盤の底でボールをキープしパスを配給していました。やっぱりトゥラランはすごいですね。トゥラランが1人いるだけでチームのプレーの質があがったように見えるのは気のせいではないでしょう。

  後半は66分にデミチェリス、ポルティージョ、トゥララン、マレスカ、ドゥダ、バチスタに代わり、クリス、ブオナノッテ、カマーチョ、アポーニョ、ホアキン、セバ・フェルナンデスが出場しました。この中ではアポーニョとカマーチョ、結構よかったです。特にカマーチョは同じポジションのトゥラランから「いろいろ勉強したい」と語っていた通り、上手にポジショニングを取っておりよかったと思います。またブオナノッテ、セバ・フェルナンデスのコンビもよかったです。2人はスタイルも似ていますし、どちらも小さく小回りも利くので観ていてもおもしろいですね。


 さて肝心のゴールですが、ドゥダ、バチスタ、ファン・ニステルローイがあげています。ファン・ニステルローイは4試合で4ゴール。この試合でもゴールをあげるまでは交代しないと宣言したのでしょうか?78分にゴールをあげると79分にサムと交代しています。

そうそう全く知らなかったのですが、ユトレヒトには日本人の選手がいらっしゃったんですね。高木選手、結構よかったです。ユトレヒトの攻撃陣の中でもいい動きを見せていました。まだ18歳だそうですから、これからの成長がおもしろそうですね。全然関係ないですけど、昨日のアウディカップ決勝での宇佐美選手、よかったですね。試合は負けちゃいましたけど。

 

  またサンティ・カソルラは昨晩チームに合流したため、試合観戦は行いませんでしたが、今日からチームの練習に合流することになります。そのカソルラの入団発表は8月1日の月曜日、21時からマラガの闘牛場で行われる予定になっています。なぜ闘牛場なのかというと、ロサレダは今、芝の張り替えを行っているからです。昨シーズンもアル・タニ会長は会長就任後に真っ先に芝の張り替えを行っていますが、毎年芝を張り替えてくれるのはありがたいことです。何しろ前サンス会長の時は、「お金がない」という理由で芝の張り替えがずーっと行われず、他のチームから文句が出たくらいでしたから。

  マラガの次の試合は29日のローダ戦になります。ローダは昨シーズンを6位で終えていますので、数字の上では昨日のユトレヒトよりも強いチームということになります・・・楽しみですね。

2011年7月27日水曜日

マラガCFの近況 その9

                   (カソルラ、マラガ空港到着時)
 

  昨日26日の夕方、待ちに待ったスペイン代表MFサンティ・カソルラのマラガ移籍が正式に発表になりました。そしてカソルラ本人は26日の23時半にマラガ空港に到着しました。遅い時間帯にもかかわらず、100人近いファンが空港に駆けつけカソルラを出迎えています。深夜に多くのファンが空港に駆けつけたことで、空港のガードマンらがカソルラをガードすることを申し出たそうですが、カソルラはファンに挨拶をしたいということで、ガードなしでファンと対面しています。

そのカソルラは、今日27日にメディカルチェックと契約書へのサインを済ませ、チームの遠征先となっているオランダに向かうことになっています。

  カソルラはビジャレアルでの最後の記者会見の席で、マラガへの移籍が決まったことに満足していると語るとともに、「ビジャレアルは僕にとってホームのようなものだ」とビジャレアルへの思いを吐露し、「これからはマラガのために命を捧げる」と決意を示してくれました。またマラガへの移籍を決めた最大の理由がペジェグリーニ監督の存在であったことも明かしています。「ペジェグリーニが僕をチームに加えたいと望んでくれたことは本当にうれしかった。彼の信頼に答えたい」

なおカソルラの移籍金は2000万ユーロはマラガ史上最高額になりますが、マラガはヨーロッパにおける今夏の移籍市場でこれまでに最もお金を使っているクラブ(約6000万ユーロ)になっています。もしレアル・マドリードがネイマールを獲得したり、バルセロナがセスク・ファブレガスでも獲れば話は違ってきますが、マドリードがファビオ・コエントランに3000万ユーロ、バルセロナがアレクシス・サンチェスに2600万ユーロを支払っているのも考えると、※10選手に6000万ユーロというのはすごいですよね。マラガはさすが!世界を股にかけビジネスを行っているアル・タニ会長のクラブだけのことはあります。

カソルラ、トゥララン、イスコ、モンレアル、ホアキン、ブオナノッテ(獲得は冬の移籍市場ですが、夏からチームに合流しているため)、セルヒオ・サンチェス、デミチェリス(完全移籍は今夏のため)、マタイセン、ファン・ニステルローイ(ニステルローイはハンブルガーとの契約満了後の移籍のため移籍金は0)

  一方チームは今日19時(現地時間)からユトレヒトと親善試合を行うことになっています。カソルラが今日の試合に出場することはないと思いますが、チーム全員がカソルラの到着を待っているとのことですから、31日のフェイエノールト戦あたりには出場できるといいですね。ちなみに昨日の練習でマレスカが打撲を負ったとの情報が入っていますが、それほど重傷ではないようです。また軽い負傷を負っていたバチスタとクリスはすでに全体練習に復帰していることから、今日の試合には出場できそうですが、筋肉負荷を抱えているカマーチョの復帰時期がいつになるのか?についてはまだよくわからないとのことです。またU-19欧州選手権に出場しているフアンミですが、昨日の試合ではトルコに3-0で敗れています。フアンミは前半45分に出場していますが、得点をあげるにはいたりませんでした。

2011年7月25日月曜日

マラガCFの近況 その8


  24日深夜に明らかになったスペイン代表MFサンティ・カソルラのマラガへの移籍ですが、25日になるとみられていたカソルラのマラガ入りが27日にずれ込むことになりました。

というのもカソルラはビジャレアルと共にドイツ遠征に出ていたことから、今日26日と明日27日の午前中にビジャレアルで書類関係を整えた後、マラガに来ることになりました。マラガではメディカルチェック、契約書にサインを行い、早ければ27日、または28日にチームのオランダ遠征に合流することになります。


  現在までにわかっていることは、マラガとカソルラの契約は5シーズンで、年俸は現在ビジャレアルで受け取っている160万ユーロの倍額、320万ユーロになると言われています。

ヨーロッパの大会への出場権を持たないクラブへの移籍にカソルラが拒否感を示したという報道もありましたが、カソルラはもともとペジェグリーニ監督の下でプレーすることに前向きだったとマラガの地元紙では報じています。また財政難に苦しむビジャレアルが、当初移籍するとみられていたロッシの移籍がなかなか進まないことから、あせってカソルラの売却を急いだという報道も出ていますが、チームのエースであるカソルラを手放すことはビジャレアルにとっても苦渋の選択だったことがうかがえ、最後まで同選手の放出を悩んだということです。

  今夏はマラガの補強リストとして様々な選手の名前があがりましたが、マラガはペジェグリーニ監督の希望通り、当初からカソルラに照準を絞って水面下で交渉を続けていました。ペジェグリーニ監督自身も何度もカソルラと話し合いを行ったそうです。最終的にカソルラが移籍を決断した理由がなんであったのかは本人のみぞ知るわけですが、カソルラの決断が彼にとっても、そしてマラガにとってもプラスになることを願ってやみません。


  さて一方チームは25日にオランダ入りを果たしています。宿泊先はミエロにあるカールトン・デ・ブルグになっており、ここはファン・ニステルローイがひざを負傷した際に、リハビリを行うために滞在したホテルでもあります。オランダでは3試合の親善試合の予定が組まれていますし、対戦相手は3チームともエールディビジに所属していることからおもしろい試合が期待できそうですね。シーズン開幕まで3週間弱。開幕戦のバルセロナ戦のチケットが昨日25日から売り出されています。チケット代は最低でも100ユーロ。すでに年間シートは完売していることから、通常売り出しのチケットの最低額が100ユーロなのもうなずけます。またシーズン開幕1週間前の13日には
(この日はマラガの夏祭り=フェリアが開幕します)、今年のコパ・リベルタドーレス杯準優勝のペニャドールを迎え、コスタ・デル・ソル杯が行われることになっています。ペニャドールは南米の強豪ですが、当たりの強いチームですから開幕1週間前に選手が負傷なんてことにだけはならないように・・・と心配だったりもしますが、対戦相手としてはおもしろい相手ですよね。


マラガCF、サンティ・カソルラの移籍でビジャレアルと合意


  24日の深夜、うれしいニュースが飛び込んできました。マラガはスペイン代表MFサンティ・カソルラの移籍でビジャレアルと合意にこぎつけることができました。すでに22日の時点で、選手本人とは合意に達していたことから、移籍金に関してクラブ間で交渉が行われていました。そして肝心の移籍金は、マラガが当初から提示していた2000万ユーロ+インセンティブとのことです。

  カソルラは25日にメディカルチェックを受け、契約書にサインをした後に、チームのオランダ遠征に合流することになっています。そのチームは25日にオランダ入り後、27日にユトレヒトと、29日にローダと、31日にフェイエノールトと対戦した後にマラガに戻ってくることになっています。

  カソルラの入団発表などの情報については追ってまたブログにアップしたいと思いますが、同選手の獲得は、ペジェグリーニ監督がトゥララン同様に熱望していただけに、監督も大満足のことと思います。

2011年7月23日土曜日

マラガCF、ヘレスに1-0で勝利


 23日にヘレスで行なわれたベンディミア杯ですが、マラガがヘレスに1-0で勝利し、トロフィーを持ち帰ることになりました。ちなみにこの試合で、マラガは初めてピンク色のユニフォームを着用しましたが、それなりにみんな似合っていました。ただ出来れば靴下の色は黒のほうがいいかもしれません(笑)

  さて試合は前半、ルベン、へスス・ガメス、デミチェリス、マタイセン、エリセウ、トゥララン、アポーニョ、ホアキン、サム、ブオナノッテ、ファン・ニステルローイというスタメンでスタートしました。開始早々からボールをつないでいいリズムでチャンスを作り出したマラガでしたが、何よりも今日は審判団が・・・ひどかったです。この試合、90分を通してマラガは10回近くオフサイドを取られましたが、実際にオフサイドだったのは映像で確認したところ1度きりでした。副審がことごとくオフサイドを取るため、ファン・ニステルローイは当然ながらゴールをあげることはできず・・・それでもファン・ニステルローイはやっぱりすごいですね。チームの攻撃をうまくけん引していました。
 またブオナノッテですが、今日もすばらしかったです。ただ小さい選手なので、ヘレスのDF陣から執拗なファウルを受ける羽目になり、見ていてかわいそうなくらいでした。
 一方、今日はホアキンがイマイチでした。全く持ち味が出ておらずパスミスもあり、なんだか空回りしていました。またアポーニョも悪くはないんですが、なんだか余計な動きが多く、つまらないファウルを犯したり・・・もうちょっと成長してほしいと思います。

  そんな中、今日もいい動きをしていたのはトゥラランです。本当にトゥラランはすごいです。相手選手が3、4人で張り付いていてもボールを奪われることは皆無ですし、体制を崩していても必ず正確なパスを通す技術の高さ。常に冷静で落ち着いたプレー。こんなすごい選手がマラガに来てくれたなんて本当に感激です。先日、トゥララン本人も記者会見で言っていましたが、ペジェグリーニ監督はトゥララン獲得に際し、電話で同選手を説得しているんですよね。ペジェグリーニ監督の電話が功を奏し、トゥラランはマラガ入りを前向きに考えるようになったそうですが、トゥラランのプレーを生で観られると思うとスタジアムに通う楽しみが増えるというものです。
 とはいえ、残念ながら今日の試合を見た限り、トゥラランのレベルで戦える選手は、ファン・ニステルローイ、ブオナノッテ、デミチェリス、ガメスくらいではないでしょうか。まだシーズン開幕までに時間があるので、他の選手たちの奮起を期待したいです。

  また後半途中からはファン・ニステルローイ、ブオナノッテ、アポーニョ、ホアキン、ガメス、エリセウ、サムに代わり、セバ・フェルナンデス、ドゥダ、マレスカ、ポルティージョ、セルヒオ・サンチェス(今日は右サイドバックに入りました)、モンレアル、カラが試合に出場しました。途中交代の選手の中では、ドゥダ、セバ・フェルナンデスががんばっていました。特にドゥダはブオナノッテという強力なライバルが出来たので、積極的なプレーが目立ち良かったです。
 
  というわけで試合ですが、後半開始早々にアポーニョのパスからサムがあげたゴールが唯一の得点となりましたが、試合内容は悪くなかったです。ヘレスのGKも調子がよかったですし、何度かシュートを止められましたから。そう言えば、今日はルベンも試合開始早々におかしな飛び出しをした場面がみられましたが、相手のシュートをゴールライン際で止めるなどがんばっていました。クラブではもう一人GKを獲りたいようですが、ルベンとカバジェロ、どちらもけがをせずに過ごしてくれれば、あえてもう一人獲得する必要もないような気もしますが・・・まあ監督の判断になるのでしょうね、こればっかりは。

  最後にカソルラの移籍問題ですが、ここに来てアーセナルがマラガと同額のオファーを提示したという話もあり、どうなるのか気になります。また今日は現在ルーマニアで開催されているU-19欧州選手権で、フアンミがセルビア相手にスペインの2点目となるゴールをあげました。試合は4-0でスペインが勝利しています。スペインは各年代みんな強いですね。


 

2011年7月21日木曜日

マラガCF、アル・ラーヤンに6-1で快勝


20日にアル・タニ会長が母国カタールに所有するアル・ラーヤンとの親善試合が行われました。このアル・ラーヤンは昨シーズン、カタールのカップ戦を優勝するなど、同国では強豪として知られていますが、試合結果は6-1とマラガが圧勝しました。

  試合は前半、前回のオラダダ戦とは逆で、カバジェロ、フラド、デミチェリス、セルヒオ・サンチェス、エリセウ、カラ、マレスカ、トゥララン、ブオナノッテ、ポルティージョ、ファン・ニステルローイが先発をしました(フォーメーションは4-2-2-2)

前回の試合でもそうでしたが、まず特筆すべきは中盤の底でしっかりボールをコントロールするトゥラランの存在です。ペジェグリーニ監督のめざすパスを多用し、ボールをコントロールするというスタイルにトゥラランはぴったりはまる選手で、同監督が獲得を熱望したのもうなずける働きでした。

それからファン・ニステルローイの貪欲なまでのゴールを狙おうとする姿勢や、どんな状況でもゴールに結び付けようとする姿は、若い選手のいい見本となることでしょう。そのニステルローイ、前半終了間際に1点をもぎ取っています。

そしてなんと言ってもブオナノッテ!この選手は本当にすごいです!ピッチ中を走り回り、敵を混乱させるスタイルはセバ・フェルナンデスと同じですが、何よりすごいのはパスのうまさと正確なCKやFKです。そのブオナノッテ、1点目のデミチェリスのヘッドの際もCKを蹴りましたが、2点目の自身のFKもすばらしかったです。またブオナノッテがスペースを空けることから、左サイドバックに入ったエリセウがうまく攻撃にからむことができたのも、試合展開としておもしろかったです。

前半でプレーした選手は、デミチェリス、セルヒオ・サンチェスのセンターバックコンビもよかったですし、非常にワクワクする試合をしてくれました。あえて言うならばマレスカです。トゥラランとのコンビネーションはいいのですが、いかんせんパスミスが多かった・・・です。テクニックもあるし、視野も広い選手だけに、もう少しパスの精度があがってくれればと思っています。それでも4点目となったマレスカのゴールはすごいゴールだったので、まあいいでしょう()

 

  さて後半ですが、出場した選手は、ルベン、ヘスス・ガメス、クリス、マタイセン、モンレアル、ホアキン、サム・カスティジェホ、アポーニョ、ドゥダ、トニ、サムエルでした。このメンバーは、前半のメンバーと比べると、まずセンターバックが・・・。後半開始早々の失点はこのセンターバックコンビのミスと言わざるを得ません。その後はマタイセンもクリスも持ち直していい動きをしていたのですが、やっぱり前半のデミチェリス、セルヒオ・サンチェスと比べるともうちょっと・・・という感じでした。それからアポーニョ。アポーニョは1人で熱くなり、なんだか余計な動きばかりでした。せっかく才能を持っているのになんだかもったいなかったです。後半の選手でよかったのは、やはりホアキンとガメスでしょう!この2人の右サイドはいいですね。安定しているし、ホアキンがスペースを空ける間にガメスが前線にあがるという・・・左サイドのエリセウ、ブオナノッテのコンビと比べるとスピード感には欠けますが、何度もチャンスを演出してくれました。また左サイドのモンレアルも最初は守備に専念していましたが、監督の指示なのでしょうか?途中からはサイドを駆け上がる動きも見せてくれたので、なかなかよかったです。ただドゥダはブオナノッテを観た後に観ると、少し見劣りしちゃいました。いい選手なんですけどね・・・このままいくと新シーズンのスタメンはブオナノッテになるのでは?と思います。

 23日の土曜日にはヘレスとの親善試合を控えているマラガですが、23日にはバチスタも試合に出られそうですし楽しみです。ちなみに昨日の試合には会長の姿もありました!フェルナンド・イエロ氏も試合を観戦していました。新シーズンが本当に待ち遠しいです!

 最後に追記になってしまいますが、シャビ・トーレスのレバンテへのレンタルが決まりました。今度は買取オプションがつくそうですが、買取オプションをつけるくらいなら、今買い取ってほしいです・・・シャビ・トーレス、昨シーズンは散々マラガに対して悪態をついていたので、正直もうどうでもいいです。

2011年7月20日水曜日

マラガCFの近況 その7


 昨日19日の練習でバチスタが右足の関節炎を起こし、全体練習をはずれています。バチスタはなんだかよく故障しますね。とはいえそれほど大きな故障ではないことが不幸中の幸いでした。23日の親善試合には出場できる見込みとのことです。

 またサンドロ・シルバのインテルナシオナルへのレンタル移籍が正式に決まりました。ペジェグリーニ監督はスペインのサッカーに慣れさせるためにコルドバに移籍させたいと望んでいましたが、最終的には選手の意思を尊重し母国へのレンタル移籍を許可する形となりました。このレンタル移籍ですが、普通のレンタルとは違いインテルナシオナル、マラガ双方に買い取りオプションがついています。とはいえ、スペインサッカーで経験を積ませるためにレンタル移籍の道を模索していたクラブとしては、サンドロの母国復帰は予想外の展開であり、多くのマラガファンはサンドロの来シーズン以降のマラガ復帰はないのでは?と考えています。

 それから今日、明日とマラガとビジャレアル間で、サンティ・カソルラの移籍について話し合いが行われることになっています。この席での話し合いによりカソルラの移籍問題に決着が付くことになります。そのビジャレアルは昨日19日にオサスナからカムーニャスを獲得しているので、カソルラ売却に備えているのでは?との憶測を呼んでいます。

 今日は午後20時からマラガの親善試合が行われます。試合の様子については明日にでもブログにアップしたいと思います。

追記:新シーズンの背番号が仮決定となりました。

1.ルベン

2.ヘスス・ガメス

3.ウェリグトン

4.クリス

5.デミチェリス

6.カマチョ

7.ホアキン

8.トゥララン

9.ファン・ニステルローイ

10.アポーニョ

11.セバ・フェルナンデス

12.

13.ウィリー・カバジェロ

14.マタイセン

15.モンレアル

16.マレスカ

17.ドゥダ

18.エリセウ

19.バチスタ

20.ブオナノッテ

21.セルヒオ・サンチェス

22.イスコ

23.ロンドン

24.

25.

26.フアンミ

27.ポルティージョ

28.レシオ


2011年7月19日火曜日

マラガCFの近況 その6



 16日に合宿先となっていたアリカンテでオラダダとの親善試合を終えた後、マラガに戻ってきたマラガ一行は、17日、18日の午前中に休養を取った後、18日の夕方からマラガ郊外の運動施設で練習を再開しました。

 18日の練習では、ウルグアイ代表としてコパ・アメリカのメンバーにプレ招集されながら、最終段階で代表落ちしていたセバ・フェルナンデスがチームに合流しました。そのウルグアイは今日19日(日本時間20日)にペルーとの準決勝が控えていますね。

 また昨日18日には、マラガのアントニオ・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)が、今夏の移籍市場での補強が終了したことを宣言しています。とはいえフェルナンデスSDは、「移籍市場が閉まるまでの1ヶ月半の間、もしかしたら何か特別な選手がやってくることもあるかもしれない」と含みを持たせた 発言をしています。

 それから2部のコルドバへのレンタル移籍が内定していたサンドロ・シルバに、母国ブラジルのインテルナシオナルへのレンタルの話が持ち上がっています。 インテルナシオナルはサンドロの年俸をすべて支払ったうえで、冬の移籍市場での買い取りオプションをつけたいという条件をつけているようです。仮にコルドバにレンタルした場合は、年俸の80%をマラガが負担することになっているため、クラブではインテルナシオナルへのレンタルに前向きになっているようですが、このレンタル移籍はサンドロを買っているペジェグリーニ監督の判断次第ということになりそうです。
またサンドロ・シルバのほかに、レバンテが昨シーズン同様、シャビ・トーレスのレンタル移籍をマラガ側に打診しているそうです。マラガではシャビ・トーレスを売却したいのですが、もし移籍先がみつからなければレバンテにもう1年レンタルに行くことになりそうです。

 20日にはアル・タニ会長がカタールに所有するチーム、アル・ラーヤンとの親善試合が控えているマラガですが、23日には2008-09シーズンに1部でプレーしていたヘレス(現在は2部所属)との親善試合も行われます。このヘレスとの親善試合が終わると、チームはオランダに遠征することになっており、このオランダ遠征中にはフェイエノールトとの親善試合も行われることになっています。

 着々と新シーズンに向け準備を進めるマラガですが、ウェリグトン以外の故障者がこれ以上出ないことを願うばかりです。
 

2011年7月16日土曜日

マラガCF、ニステルローイが2ゴールをマーク




 16日に行われたプレシーズン初の親善試合で、マラガCFはオラダダ(スペイン3部所属)に4-1で快勝しました。なんでもマラガがプレシーズン初の試合で勝利するのは、1999年以来なんだそうですよ。←ちょっとびっくりなデータですが。
 ペジェグリーニ監督はこの試合が「練習の一環」ということを話しており、その言葉通りユニフォームではなく練習用のウエアで選手たちはプレーをしています。またペジェグリーニ監督は、前半と後半で全選手を入れ替え、選手たちの動きを入念にチェックしています。
前半は、ルベン、へスス・ガメス、クリス、マタイセン、モンレアル、ホアキン、カマチョ、アポーニョ、ドゥダ、ポルティージョ、バチスタ
後半は、カバジェロ、フラド、デミチェリス、セルヒオ・サンチェス、エリセウ、トニ、マレスカ、トゥララン、ブオナノッテ、カラ、ニステルローイが出場しました(太字は下部の選手)

 前半はアポーニョがチームをけん引し、バチスタがゴールを再三狙いますが、相手GKの好守もありなかなかゴールが決まりません。それでもドゥダが30分にゴールをあげています。
後半は、55分に同点に追いつかれますが、トゥラランがチームをけん引し、ニステルローイが2ゴール、そして相手のオウンゴールの1点で最終的にマラガが4-1で勝利しています。トゥララン、ニステルローイ、ブオナノッテはやはりさすが!という感じでした。

 相手が格下ということもありますが、この試合でのマラガは(特に後半)細かいパスをつなぎ、惚れ惚れするようなパスワークを披露してくれました。ニステルローイもさすがですね。彼はマラガが望んでいた“本物の9番”(確実にゴールを決められるゴールゲッター)ですから、今シーズンの活躍が今から楽しみです。

2011年7月14日木曜日

マラガCFのアル・タニ会長=ヘケ




 マラガCFのオーナーであり、会長のアブドゥラ・ビン・ナッサル・アル・タニ氏はカタール王族の一員であることから、サポーターから親愛を込めて“ヘケ”=jeque(スペイン語で首長の意)と呼ばれています。

 ビジネス以外にもカタールで国の要職についていることから、なかなかマラガ入りができないヘケですが、マラガファンは彼への感謝と愛情を忘れたことはありません。
昨シーズン最終節のバルセロナ戦では、チームがすでに残留を決めていたこともあり、多くのサポーターがアラブの民族衣装風の仮装をしてスタジアムに集結しました。そして試合中にもかかわらず、試合そっちのけで仮装したサポーター達がスタジアムを練り歩くというハプニングもありました。これもひとえにヘケがチームのために資金を惜しみなく注いでくれたことへの感謝の表れだったのだと思います。

 そのヘケですが、手がける会社は30社近くに及ぶと言われており、その中でも世界で有数の天然ガスを扱う会社がヘケに有り余る財力を提供しているそうです。そしてヘケはその有り余る財力でマラガCFだけでなく、趣味の競馬や高級スポーツカーにお金を使っています。ヘケの所有する競走馬の数は160頭あまりで、その中にはクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードに移籍した際の移籍金8000万ポンド(当時のレートで約128億円)を上回る金額の馬がいるそうです。これはヘケ自身がインタビューで明らかにしています。
またヘケが所有する高級スポーツカーの中には150万ユーロ、120万ユーロという車もあります。(※ユーチューブの車はヘケの3男の車で150万ユーロするそうですが、普段でも普通にロサレダの駐車場に駐車されています)

 そして当然ながらヘケはサッカーをとても愛しており、マラガ以外に母国カタールにもクラブを所有しています。今夏はそのカタールのチームと親善試合を行うことも決まっています。
昨シーズン、マラガがなかなか降格圏内から抜け出せなかったとき、多くのマラガファンが「もしマラガが2部に降格したらヘケが去ってしまう」と心配したものです。でもヘケはインタビューで言いました。
「自分の息子が落第したからといって見放すような親がいるか?」と。ヘケにとってマラガは息子のようなものなのですね。この言葉を聞いて、マラガファンはヘケの素晴らしさを改めて認識することになりました。

 ヘケと共に成長を続けるマラガ、この先にどんな未来が待っているのでしょうか?

最後にヘケとグブン副会長のドライブの様子です。すごいことになっていますね(笑)

http://www.marbellachic.com/ver_video.php?idV=85
 

2011年7月13日水曜日

マラガCFの近況 その5

                
 
 ヴェリグトンが13日の朝練習で左ひざ半月板を損傷し、同日の午後にムルシアの病院で手術を受けました。プレシーズン中の復帰は絶望とのことで、開幕に間に合わないことが確実になってしまいました。プレシーズン中にこれ以上の故障者が出ないことを祈っています。

 また昨日話題になったファン・ニステルローイ、ドゥダ、クリスの練習への遅刻ですが、クラブは火消しに躍起になっているようです。なんでも3選手とも筋肉に違和感があったとのことですが、せめて同室の選手に遅刻するかもしれない・・・くらいの伝言をするくらいのことをすればよかったのにと思います。まあその後の練習は参加しているので、しこりが残っていないことを願っています。ちなみにニステルローイはマタイセンと、ドゥダはエリセウと、そしてクリスはヴェリグトンと同室となっています。

 さてさて移籍市場についてですが、毎日のようにいろいろなウワサが出て、なんだか食傷気味です。クラブでは後1人、2人は獲得したいようですが、どうなることでしょうか?とりあえずスナイデルは難しそうですね。なんでもスナイデルの奥さんは来年、マラガでマラガ出身の俳優アントニオ・バンデラスと一緒に映画を撮ることになっているんですが、だからと言ってスナイデルがマラガに移籍するっていうのは無理な話ですね(笑)

2011年7月12日火曜日

マラガCFの紳士 “ウィリー”・カバジェロ


 マラガの守護神である“ウィリー”・カバジェロは、その名の通り紳士な人柄で知られています。(※カバジェロとは英語のジェントルマン=紳士という意味)
そのカバジェロは、昨シーズン第22節のセビージャ戦で右膝前十字じん帯を損傷したセルヒオ・アセンホの代役として2部のエルチェからマラガに移籍すると、わずか数試合に出場しただけでサポーターの心をがっちりと掴む存在となりました。
 
 
 マラガのホームスタジアムで行われる試合ではカバジェロの応援歌が聴こえない日はありません。スーパーセーブを連発するカバジェロのプレーはDF陣の奮起を促す結果となり、マラガはシーズンを通して苦しみ続けた失点を減らすことにも成功しました。
 

 カバジェロは約7年間を過ごしたエルチェを去るとき、記者会見で涙ながらにファンに理解を求めました。「僕はエルチェにすべてを捧げてきた。ここでの日々はうれしかったことも苦しかったことも全部、忘れることはないだろう。これからはエルチェでそうであったように、マラガで全力を尽くしたい。僕の決断を理解してほしい」
そして、マラガに移籍した後のカバジェロは、「世界最高峰のリーグでプレーするチャンスを与えてくれたマラガ、そして僕を快く迎え入れたファンのためにも全力を尽くしたい」と語っています。  

 常にクラブ、チームメート、そしてファンへの感謝を忘れないカバジェロ。クラブではカバジェロ、ルベンのほかにもう1人GKを取る計画があるようですが、ファンの多くはカバジェロの正GKの座を疑いません。新シーズンもスーパーセーブを決めた後のカバジェロの雄叫びが聴けることを楽しみにロサレダに通いたいと思います。
   

 

マラガCFの近況 その4


 チームが合宿に入っているため、目新しいニュースがほとんど出てきません。ファン・ニステルローイ、ドゥダ、クリスの3選手が12日の朝の練習に5分ほど遅刻したことで、ペジェグリーニ監督が練習参加を拒否したことくらいでしょうか。(写真は合宿先となっているホテルの部屋でのバチスタです)

 そうそう最近入ってきたニュースと言えば、マラガの下部組織出身の2選手、トリビオとエドゥ・ラモスがビジャレアルの下部組織に加入したことでしょうか・・・
トリビオはマラガと契約を解除した上でビジャレアルBへ。一方のエドゥ・ラモスはマラガが買い戻しオプションを保有する形でビジャレアルCに加入することになりました。
エドゥ・ラモスはマラガ史上最年少でプロ契約を結んだ選手として、16歳当時はずいぶん騒がれたものですが、プロ契約したのがあまりにも早すぎたのでしょう。私生活が結構やばいことになって17歳で恋人が妊娠、18歳で子供が産まれ・・・とサッカーとは別のところで話題を提供するようになってしまいました。ビジャレアルで心機一転、がんばってほしいですね。
それからペジェグリーニ監督が売却を望まず、クラブにレンタル移籍の道を模索するように注文したとされるサンドロ・シウヴァがコルドバに1年間レンタル移籍することになったようです。昨シーズンのサンドロはリーガ・エスパニョーラ適応に苦労し出場時間も限られていましたが、ペジェグリーニ監督は同選手の能力を買っていると言われています。コルドバで1年間がんばって、戻ってきた暁にはマラガでスタメンが獲得できるくらいに成長してくれるとうれしいです。


それからマラガの最大のライバルとされる同じアンダルシア州のセビージャが、マラガ市内のバス停に広告を掲載しました。これはマラガサポーターにセビージャも一緒に応援してもらおう!というキャンペーンなのだそうで、広告にはマラガサポーターがセビージャを応援する理由として、「わたしたちはみんなアンダルシア人だ。マラガはセビージャの姉妹だ」と書かれています。広告塔にはご丁寧にマラガ出身のアレクシスを起用しています。
セビージャ、どうしちゃったんでしょうかね?マラガが大型補強をしたことで、あせっているのでしょうか。セビージャが年間予算1億ユーロを惜しみなく使っていたわずか2年前、マラガの年間予算はわずかに2600万ユーロでした。この年間予算には選手やクラブスタッフの給与、スタジアムの改修費など全てが含まれるので、マラガは選手の補強にほとんどお金を掛けることができませんでした。そんなマラガに対しセビージャが何かしてくれたことなどあったでしょうか?
わたしの記憶の中では常に、「マラガは2部降格!」と騒ぎ立てるセビージャサポーターの姿しかありません。セビージャがクラブとしてマラガをサポートしてくれたこともありません。ドゥダの移籍の際だって、マラガはセビージャの提示した条件をすべて飲まされたのですから・・・
とはいえ、同じアンダルシアのチームとして、いがみ合うのではなく、手を携えて進んでいけるのだとしたら、これほど素晴らしいことはありません。
新シーズンの第2節のサンチェス・ピスファンでのセビージャ戦で、セビージャサポーターがマラガサポーターを快く受け入れてくれるのなら、きっと2チームの関係もいいものに変わっていくのではないでしょうか?

2011年7月10日日曜日

マラガCFの近況 その3




 6月に行われたU-19欧州選手権予選で、マラガのフアンミとすばらしいコンビネーションを披露していたバレンシアのイスコのマラガ入りが確定しました。イスコはマラガのベナルマデナ出身の選手ということもあり、マラガにとっては地元選手の獲得となります。契約期間は5年ということなので、マラガの期待の高さがうかがえますね。
バレンシアとの交渉に当たっては、ホアキンの移籍のこともありゴタゴタがありましたが、最終的にはマラガがイスコの契約解除の違約金となっていた600万ユーロをバレンシア側に支払うことで移籍が実現することになりました。残すはメディカルチェックだけとなっており、イスコは12日にはチームが合宿を行っているアリカンテに向かうことになります。ちなみに同室となるのはポジションが同じバチスタだそうです。そのイスコはその後はレシオと共にU-20代表の合宿に参加することになっています。

 また現在合宿を行っているチームですが、朝2回、夕方1回の練習を行っており、かなりハードなスケジュールとなっているようです。この合宿前に行われたペジェグリーニ監督の記者会見では、今夏の移籍市場で獲得した7選手について、監督がその印象を語っています。

セルヒオ・サンチェスとモンレアル-「2人とも若く、リーガでの経験も豊富」
マタイセン-「経験豊かでテクニックもあり、強靭なフィジカルを持っている」
トゥララン-「チームのリーダーとなる存在」(トゥラランについてはペジェグリーニ監督は特に期待をかけているようです)
ホアキン-「スペインサッカー界にとって重要な選手」
ブオナノッテ-「若く才能のある選手。環境の変化が本来の才能をよみがえらせることを期待」
ファン・ニステルローイ-「自分のチームの選手として迎えられることを光栄に思う。選手としても人物としても優れており、若い選手のいい見本になる」

ペジェグリーニ監督はまた現在のチームについて「自分の望んでいた通りの選手をチームに加えることができ満足している」と語っています。それなりの金額を使って選手たちを獲得したわけですから、結果が期待されることは当然と言えば当然ですが、結果よりもチームがひとつとなり新しいマラガの歴史を作っていってくれることを願っています。

 最後に監督自身は「現在のチームに満足している」と語っていますが、マラガではまだ選手を獲得する用意があるようです。ニュースになったところではインテルのスナイデル、ビジャレアルのカソルラ、パレルモのパストーレあたりですが、この中の誰かがマラガの一員となることはあるのでしょうか??
なんだかドキドキしますね。

2011年7月8日金曜日

マラガCFの近況 その2


 昨日の記事でも書いたとおり、ペジェグリーニ監督とコーチ陣が2015年まで契約延長を行ったことが公式サイトでも発表になりました。ペジェグリーニ監督は「このようなすばらしいプロジェクトにかかわれることは名誉なことだ」とのコメントを発表していますが、ペジェグリーニ監督のような世界でも屈指の名監督を持つことができるわたしたちファンこそが同監督の存在を名誉に感じているのが事実です。  

 そしてクラブは今日からアリカンテで夏合宿に入ることになっています。この合宿に参加する選手は全部で27人とのことで、ペジェグリーニ監督の2011-12シーズンの構想に含まれていない選手は合宿には参加しないことになっています。新しい選手を獲得しているわけですから構想外の選手が放出されるのは仕方のないことですが、この放出がなかなか思うように進んでいないようです。唯一複数のクラブから関心を寄せられているのが昨シーズンレバンテにレンタルしていたシャビ・トーレスですが、どうなるのでしょうか??
 

 また昨日7日、昨シーズン2部に降格したアルメリアのアルフォンソ・ガルシア会長が、同クラブの下部組織の選手(11,12歳くらいの子供たち)をマラガが引き抜いているとスペインのラジオ『SER』内で抗議を行いました。マラガのオーナーの意向で下部組織の充実を図っているマラガですが、11,12歳くらいの選手を引き抜くと言う手法はバルセロナやレアル・マドリードのやり方と同じで、引き抜かれたクラブにしてみれば決して歓迎できるものではないことは事実です。わたし自身もせめて15,16歳くらいまで引き抜き自体はすべきではないと思うのですが難しい問題ですよね。
マラガはそうでなくてもこれまでバルセロナに11,12歳程度の選手を何度も引き抜かれその痛みを知っているわけですから・・・



 

 

2011年7月7日木曜日

マラガCFの近況


 リーガ日程の抽選会が行われた6日、マラガCFもプレシーズンを開始しました。この日の練習はマラガ市郊外の市の運動施設で体力測定やランニングなどを中心に軽めの調整が行われました。今夏の移籍市場で獲得したファン・ニステルローイ、トゥララン、マタイセンの姿も見られましたよ!  
 マラガは今夏、ユニフォームをリーニンからナイキに変更しましたが、練習用のユニフォームもとっても格好いいデザインになっています。
 
 
 この日の練習後はキャプテンのへスス・ガメスが記者会見に応じ、今夏の移籍市場でクラブが獲得したビッグネームの選手たちとチームを共にすることへの喜びと、スペイン国内で起こっているマラガの補強に対する批判に苦言を呈しています。
「オーナーは1、2年でマラガをどうこうしようとしているわけではない。何年にもわたる長期計画の下にクラブやチーム作りをしているんだ。このプロジェクトは現在進行中でマラガはこれからも成長し続けることだろう。もしそう思えないひとがいるとしたら僕らに嫉妬しているからだ」  

 また6日には前スペインサッカー協会のスポーツディレクターを務めたフェルナンド・イエロ氏のマラガ入りが合意に至ったことがわかっています。イエロ氏は外交的なテクニカルディレクターとしてクラブ入りすることになるようです。古くからのマラガファンの中には、マラガが苦しい時期にマラガ出身ながら地元クラブに見向きもしなかったイエロ氏のクラブ入りに懐疑的なひともいますが、スペインサッカー協会と強いコネクションを持つイエロ氏のクラブ入りはマラガにとってもいいことだとわたしは思います。
 
さらに数日前には“バスクの貴公子”ことジュレン・ゲレーロ氏が下部組織のテクニカル部門の責任者に就任したことが発表されています。

さらにはマヌエル・ペジェグリーニ監督との契約を2015年まで延長することで合意に至ったことが7日に判明しています。これでペジェグリーニ監督は長期的な視野に立ってチーム作りを行うことができるわけですね。 

 着々とクラブの基盤作りとチーム作りを行っているマラガですが、今夏は後2,3人ほど補強することになりそうです。数名の選手の名前が問い沙汰されていますが、移籍決定前に浮かれすぎてもいけないので、これらの選手については移籍が決まり次第記事にしたいと思います。

2011年7月6日水曜日

2011-12シーズン、マラガCF、開幕戦はバルセロナと

 6日に2011-12シーズンのリーガの日程の抽選会があり、マラガの開幕戦の相手がバルセロナに決まりました。バルセロナは開幕戦の前の8月17日にレアル・マドリードとのスペイン・スーパーカップの第2戦が予定されているので、マラガの開幕戦はバルセロナに合わせておそらく21日(日)になるのでは?と思われます。
また第2戦ではセビージャとのアンダルシアダービーも行われることになっています。
マラガの対戦スケジュールはこんな感じになります。
最終節は3年連続ホームで締めくくることになり、対戦相手はスポルティング・ヒホンになります。
※日付は予定で、確定ではありません。


Primera Vuelta(前半)
J1 21/08/2011 MALAGA C.F. - F.C. BARCELONA
J2 28/08/2011 SEVILLA F.C. - MALAGA C.F.
J3 11/09/2011 MALAGA C.F. - GRANADA C.F.
J4 18/09/2011 R.C.D. MALLORCA - MALAGA C.F.
J5 21/09/2011 MALAGA C.F. - ATHLETIC CLUB
J6 25/09/2011 REAL ZARAGOZA - MALAGA C.F.
J7 02/10/2011 MALAGA C.F. - GETAFE C.F.
J8 16/10/2011 LEVANTE U.D. - MALAGA C.F.
J9 23/10/2011 MALAGA C.F. - REAL MADRID C.F.
J10 26/10/2011 RAYO VALLECANO DE MADRID, SAD - MALAGA C.F.
J11 30/10/2011 MALAGA C.F. - R.C.D. ESPANYOL DE BARCELONA
J12 06/11/2011 REAL BETIS BALOMPIE - MALAGA C.F.
J13 20/11/2011 REAL RACING CLUB - MALAGA C.F.
J14 27/11/2011 MALAGA C.F. - VILLARREAL C.F.
J15 04/12/201 REAL SOCIEDAD DE FUTBOL - MALAGA C.F.
J16 11/12/2011 MALAGA C.F. - C. ATº. OSASUNA
J17 18/12/2011 VALENCIA C.F. - MALAGA C.F.
J18 08/01/2012 MALAGA C.F. - CLUB ATLETICO DE MADRID
J19 15/01/2012 REAL SPORTING DE GIJON - MALAGA C.F.

Segunda Vuelta(後半)
J20 22/01/2012 F.C. BARCELONA - MALAGA C.F.
J21 29/01/2012 MALAGA C.F. - SEVILLA F.C.
J22 05/02/2012 GRANADA C.F. - MALAGA C.F.
J23 12/02/2012 MALAGA C.F. - R.C.D. MALLORCA
J24 19/02/2012 ATHLETIC CLUB - MALAGA C.F.
J25 26/02/2012 MALAGA C.F. - REAL ZARAGOZA
J26 04/03/2012 GETAFE C.F. - MALAGA C.F.
J27 11/03/2012 MALAGA C.F. - LEVANTE U.D.
J28 18/03/2012 REAL MADRID C.F. - MALAGA C.F.
J29 21/03/2012 MALAGA C.F. - RAYO VALLECANO DE MADRID
J30 25/03/2012 R.C.D. ESPANYOL DE BARCELONA - MALAGA C.F.
J31 01/04/2012 MALAGA C.F. - REAL BETIS BALOMPIE
J32 08/04/2012 MALAGA C.F. - REAL RACING CLUB
J33 11/04/2012 VILLARREAL C.F. - MALAGA C.F.
J34 15/04/2012 MALAGA C.F. - REAL SOCIEDAD DE FUTBOL
J35 22/04/2012 C. ATº. OSASUNA - MALAGA C.F.
J36 29/04/2012 MALAGA C.F. - VALENCIA C.F.
J37 06/05/2012 CLUB ATLETICO DE MADRID - MALAGA C.F.
J38 13/05/2012 MALAGA C.F. - REAL SPORTING DE GIJON

2011年7月5日火曜日

マラガCF、ヨリス・マタイセンの入団発表



  4日()、オランダ代表DFヨリス・マタイセンの入団発表が行われました。マタイセンの入団発表は6日から本格始動するチームにとって現時点では最後の入団発表となりました。←クラブはまだまだ2選手ほど獲得する予定です。

この日のマラガはとても暑く、入団発表が始まった午後8時の時点で33度もありましたが、5000人強のファンがマタイセンを見ようとロサレダに駆けつけました。

  入団会見の席でマタイセンは、「僕のキャリアでも最高のときにマラガに移籍することになった」と語っています。またマラガとの契約後に結婚し新婚旅行に行っていたマタイセンは、「実は妻がスペイン語の本を買ってくれたんだけど、全く勉強できなかった」と笑いを交えて明かしてくれました。そのマタイセン、オランダ代表として昨年の7月11日にワールドカップ・南アフリカ大会の決勝でスペインと対戦し敗れていますが、その件についても、「11日は病気にでもなって練習を休むつもりだ」と冗談を言って記者団を笑わせています。見た目とは違い、意外とおもしろいひとなんですね。

さてさて肝心の入団発表では、「全然勉強できなかった」と言いつつも、「こんにちはマラガのみなさん。今日は来てくれてありがとう。マラガ万歳!」とスペイン語で挨拶をし、ファンを沸かせました。

  そんなマタイセン、ハンブルガーSVでも同僚だったニステルローイと一緒にマラガでも活躍してくれることでしょう!

2011年7月4日月曜日

マラガCF、ディエゴ・ブオナノッテ&セルヒオ・サンチェスをお披露目



  7月2日の土曜日に、冬の移籍市場で獲得し6ヶ月間アルゼンチンのリバー・プレートにレンタル移籍に出ていたディエゴ・ブオナノッテと、今夏セビージャから獲得したセルヒオ・サンチェスの入団発表が行われました。
  17歳でトップチームデビューしたブオナノッテは将来を期待されていた若手のホープでしたが、2009年12月26日に交通事故を起こし、幼少期からの親友3名を亡くした上に自身も重傷を負いました。この事故以降、唯一生き残ったブオナノッテは誹謗中傷に苦しみ、家族が脅迫を受ける事態にまで発展していました。そのため入団会見の席では、「僕には環境の変化が必要だった」と語っています。

  一方のセルヒオ・サンチェスは2010年1月に心臓に問題があるとして無期限の療養に入っていましたが、約1年を経て試合に復帰できるまでに回復していました。そのセルヒオ・サンチェスもブオナノッテ同様、「昨年はつらい1年を過ごし、どうしても環境の変化が必要だった」と述べています。


 この日の入団発表には約1万人のファンが詰めかけました。この中にはブオナノッテと母国を同じくするデミチェリスの姿も見られました。デミチェリスはブオナノッテが安心して入団発表に臨めるように休暇を返上してロサレダまで駆けつけたそうです。心優しいミーチョがついていればブオナノッテがチームに慣れるのも早そうですね。

ブオナノッテとセルヒオ・サンチェスのマラガでの新しい挑戦が幸多いものになることを祈っています。特にブオナノッテはリバー・プレートが2部に降格したことにも非常にショックを受けたと語っていますから、マラガで心機一転がんばってほしいです。