2011年7月23日土曜日

マラガCF、ヘレスに1-0で勝利


 23日にヘレスで行なわれたベンディミア杯ですが、マラガがヘレスに1-0で勝利し、トロフィーを持ち帰ることになりました。ちなみにこの試合で、マラガは初めてピンク色のユニフォームを着用しましたが、それなりにみんな似合っていました。ただ出来れば靴下の色は黒のほうがいいかもしれません(笑)

  さて試合は前半、ルベン、へスス・ガメス、デミチェリス、マタイセン、エリセウ、トゥララン、アポーニョ、ホアキン、サム、ブオナノッテ、ファン・ニステルローイというスタメンでスタートしました。開始早々からボールをつないでいいリズムでチャンスを作り出したマラガでしたが、何よりも今日は審判団が・・・ひどかったです。この試合、90分を通してマラガは10回近くオフサイドを取られましたが、実際にオフサイドだったのは映像で確認したところ1度きりでした。副審がことごとくオフサイドを取るため、ファン・ニステルローイは当然ながらゴールをあげることはできず・・・それでもファン・ニステルローイはやっぱりすごいですね。チームの攻撃をうまくけん引していました。
 またブオナノッテですが、今日もすばらしかったです。ただ小さい選手なので、ヘレスのDF陣から執拗なファウルを受ける羽目になり、見ていてかわいそうなくらいでした。
 一方、今日はホアキンがイマイチでした。全く持ち味が出ておらずパスミスもあり、なんだか空回りしていました。またアポーニョも悪くはないんですが、なんだか余計な動きが多く、つまらないファウルを犯したり・・・もうちょっと成長してほしいと思います。

  そんな中、今日もいい動きをしていたのはトゥラランです。本当にトゥラランはすごいです。相手選手が3、4人で張り付いていてもボールを奪われることは皆無ですし、体制を崩していても必ず正確なパスを通す技術の高さ。常に冷静で落ち着いたプレー。こんなすごい選手がマラガに来てくれたなんて本当に感激です。先日、トゥララン本人も記者会見で言っていましたが、ペジェグリーニ監督はトゥララン獲得に際し、電話で同選手を説得しているんですよね。ペジェグリーニ監督の電話が功を奏し、トゥラランはマラガ入りを前向きに考えるようになったそうですが、トゥラランのプレーを生で観られると思うとスタジアムに通う楽しみが増えるというものです。
 とはいえ、残念ながら今日の試合を見た限り、トゥラランのレベルで戦える選手は、ファン・ニステルローイ、ブオナノッテ、デミチェリス、ガメスくらいではないでしょうか。まだシーズン開幕までに時間があるので、他の選手たちの奮起を期待したいです。

  また後半途中からはファン・ニステルローイ、ブオナノッテ、アポーニョ、ホアキン、ガメス、エリセウ、サムに代わり、セバ・フェルナンデス、ドゥダ、マレスカ、ポルティージョ、セルヒオ・サンチェス(今日は右サイドバックに入りました)、モンレアル、カラが試合に出場しました。途中交代の選手の中では、ドゥダ、セバ・フェルナンデスががんばっていました。特にドゥダはブオナノッテという強力なライバルが出来たので、積極的なプレーが目立ち良かったです。
 
  というわけで試合ですが、後半開始早々にアポーニョのパスからサムがあげたゴールが唯一の得点となりましたが、試合内容は悪くなかったです。ヘレスのGKも調子がよかったですし、何度かシュートを止められましたから。そう言えば、今日はルベンも試合開始早々におかしな飛び出しをした場面がみられましたが、相手のシュートをゴールライン際で止めるなどがんばっていました。クラブではもう一人GKを獲りたいようですが、ルベンとカバジェロ、どちらもけがをせずに過ごしてくれれば、あえてもう一人獲得する必要もないような気もしますが・・・まあ監督の判断になるのでしょうね、こればっかりは。

  最後にカソルラの移籍問題ですが、ここに来てアーセナルがマラガと同額のオファーを提示したという話もあり、どうなるのか気になります。また今日は現在ルーマニアで開催されているU-19欧州選手権で、フアンミがセルビア相手にスペインの2点目となるゴールをあげました。試合は4-0でスペインが勝利しています。スペインは各年代みんな強いですね。


 

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