2011年7月12日火曜日

マラガCFの紳士 “ウィリー”・カバジェロ


 マラガの守護神である“ウィリー”・カバジェロは、その名の通り紳士な人柄で知られています。(※カバジェロとは英語のジェントルマン=紳士という意味)
そのカバジェロは、昨シーズン第22節のセビージャ戦で右膝前十字じん帯を損傷したセルヒオ・アセンホの代役として2部のエルチェからマラガに移籍すると、わずか数試合に出場しただけでサポーターの心をがっちりと掴む存在となりました。
 
 
 マラガのホームスタジアムで行われる試合ではカバジェロの応援歌が聴こえない日はありません。スーパーセーブを連発するカバジェロのプレーはDF陣の奮起を促す結果となり、マラガはシーズンを通して苦しみ続けた失点を減らすことにも成功しました。
 

 カバジェロは約7年間を過ごしたエルチェを去るとき、記者会見で涙ながらにファンに理解を求めました。「僕はエルチェにすべてを捧げてきた。ここでの日々はうれしかったことも苦しかったことも全部、忘れることはないだろう。これからはエルチェでそうであったように、マラガで全力を尽くしたい。僕の決断を理解してほしい」
そして、マラガに移籍した後のカバジェロは、「世界最高峰のリーグでプレーするチャンスを与えてくれたマラガ、そして僕を快く迎え入れたファンのためにも全力を尽くしたい」と語っています。  

 常にクラブ、チームメート、そしてファンへの感謝を忘れないカバジェロ。クラブではカバジェロ、ルベンのほかにもう1人GKを取る計画があるようですが、ファンの多くはカバジェロの正GKの座を疑いません。新シーズンもスーパーセーブを決めた後のカバジェロの雄叫びが聴けることを楽しみにロサレダに通いたいと思います。
   

 

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