2011年7月29日金曜日

マラガCFの近況 その10

                     (ラウールとアントニオ・フェルナンデス氏)

 27日の真夜中にオランダ入りしたカソルラは、28日の午前中の練習からさっそくチームに合流しました。チームへの適応もうまくいったようです。カソルラはすでにビジャレアルでプレシーズンの練習を行っていたため、フィジカルの状態も非常にいいということで、今日のローダ戦にも出場する見込みだということです。

  また28日は午後の練習がお休みだったことから、オランダ出身のファン・ニステルローイとマタイセンは家族らとのつかの間の休息を過ごしています。その他の選手たちはビリヤードをしたり、チェスをやったり、サイクリングをしたりとそれぞれの休暇を楽しんでいます。

  さらにこの日は、シャルケ04のラウールが、マラガの宿泊先となっているホテルを訪問し、ペジェグリーニ監督らテクニカルスタッフ、バチスタらとお茶を飲んでいます。どんな話をしたんでしょうかね・・・ちょっと気になります。そのラウールは今日29日にドイツに戻っています。



  それからカソルラの移籍に関してですが、なんとマラガは2000万ユーロ近い移籍金を一括払いで支払っています。イスコの時もバレンシアに対し600万ユーロを一括払いをしていますが、さすがにアル・タニ会長はすることが違います。資金繰りに苦しむクラブにとって、即金で支払ってくれるクラブへ選手を移籍させることは、値段うんぬん以上に魅力的なものなのでしょう。「カソルラは3000万ユーロ以下では売らない」と豪語していたビジャレアルが、2000万ユーロで同選手を手放したのもうなずけます。

  

 また昨日28日にはスポーツディレクターのアントニオ・フェルナンデス氏が、今夏における補強がいちおう完了したことを宣言しています。とはいえ同氏は移籍市場が閉まるまでまだ1ヶ月あることも強調していますので、もしかしたら何かびっくりするようなことが起こるかもしれません。ペジェグリーニ監督もカソルラを迎え入れたことで、現在のチームに非常に満足していることを明かしていますし、同監督はグブン副会長が獲得を望んだパストーレを「今のチームには必要ない」と獲得を思いとどまらせているくらいですから、計画的にチーム作りを行っていることがうかがえますよね。


  というわけで、今日はスペイン時間19時30分から、オランダ時間では18時30分からローダ戦が行われます。カソルラがどのポジションに入るのか楽しみですね。

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