2011年7月10日日曜日

マラガCFの近況 その3




 6月に行われたU-19欧州選手権予選で、マラガのフアンミとすばらしいコンビネーションを披露していたバレンシアのイスコのマラガ入りが確定しました。イスコはマラガのベナルマデナ出身の選手ということもあり、マラガにとっては地元選手の獲得となります。契約期間は5年ということなので、マラガの期待の高さがうかがえますね。
バレンシアとの交渉に当たっては、ホアキンの移籍のこともありゴタゴタがありましたが、最終的にはマラガがイスコの契約解除の違約金となっていた600万ユーロをバレンシア側に支払うことで移籍が実現することになりました。残すはメディカルチェックだけとなっており、イスコは12日にはチームが合宿を行っているアリカンテに向かうことになります。ちなみに同室となるのはポジションが同じバチスタだそうです。そのイスコはその後はレシオと共にU-20代表の合宿に参加することになっています。

 また現在合宿を行っているチームですが、朝2回、夕方1回の練習を行っており、かなりハードなスケジュールとなっているようです。この合宿前に行われたペジェグリーニ監督の記者会見では、今夏の移籍市場で獲得した7選手について、監督がその印象を語っています。

セルヒオ・サンチェスとモンレアル-「2人とも若く、リーガでの経験も豊富」
マタイセン-「経験豊かでテクニックもあり、強靭なフィジカルを持っている」
トゥララン-「チームのリーダーとなる存在」(トゥラランについてはペジェグリーニ監督は特に期待をかけているようです)
ホアキン-「スペインサッカー界にとって重要な選手」
ブオナノッテ-「若く才能のある選手。環境の変化が本来の才能をよみがえらせることを期待」
ファン・ニステルローイ-「自分のチームの選手として迎えられることを光栄に思う。選手としても人物としても優れており、若い選手のいい見本になる」

ペジェグリーニ監督はまた現在のチームについて「自分の望んでいた通りの選手をチームに加えることができ満足している」と語っています。それなりの金額を使って選手たちを獲得したわけですから、結果が期待されることは当然と言えば当然ですが、結果よりもチームがひとつとなり新しいマラガの歴史を作っていってくれることを願っています。

 最後に監督自身は「現在のチームに満足している」と語っていますが、マラガではまだ選手を獲得する用意があるようです。ニュースになったところではインテルのスナイデル、ビジャレアルのカソルラ、パレルモのパストーレあたりですが、この中の誰かがマラガの一員となることはあるのでしょうか??
なんだかドキドキしますね。

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