2011年8月29日月曜日

マラガCF、開幕戦でセビージャにまさかの敗戦


昨日28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節のセビージャ戦は、第1節がストのため延期となったことから実質的な開幕戦となりました。

マラガが開幕戦をアウエーで迎えるのは本当に久しぶりのことで、わたしは試合が始まる前からなんとなく変な気分でした。


 さて肝心の試合ですが、マラガはセビージャに2-1で負けてしまいました。とにかく昨日の試合はひどかったです。唯一いいプレーをしていたのはトゥラランくらいで、後はグダグダでした。マラガのゴールとなったカソルラの直接FKはすばらしいゴールでしたけど。

まずセンターバックの2人。最初の失点(ちなみにこの失点でネグレドはオフサイドでした)が開始早々だったこともありますが、それにしてもリラックスし過ぎていました。最初の失点後も唯一のFWであるネグレドをフリーにする場面が多々あり、ハラハラし通しでした。

そしてサイドバックのガメスとエリセウも前線のホアキン、カソルラとの連携が悪く、特にガメスはパスミスも目立ちました。それからアポーニョとロンドンは全くいいところなしでした。アポーニョは前線へのスペースを生かしたロングパスが持ち味ですが、ミスというより周りが見えていないのか、どうでもいいところにパスを出したりと散々でした。ロンドンもまだまだ調整不足が否めませんでした。というよりなんでロンドンを起用したんでしょうかね・・・後半からはロンドンに代えセバス・フェルナンデスがピッチに入りましたが、2点ビハインドの場面でゴールを決められないセバを入れるくらいならゴールも決められ、スピードもあるブオナノッテを起用してほしかったです。ニステルローイについては、ゴール前にボールが来なければゴールが決められないのは仕方がないので、特にひどかったということもありませんでした。後、ホアキンとカソルラですが、カソルラはやっぱりチームがイマイチの中でもよかったと思いますが、ホアキンは足が止まってしまう場面が多く、彼の良さがちっとも生きていませんでした。まあホアキンは昨シーズンもバレンシアでいい試合と悪い試合の差がはっきりとしていたので、昨日は悪い試合の日だったということであきらめます。


と、まあいろいろ思うところはありますが、今週末は代表戦のためにリーガはお休みなので、第3節のグラナダ戦までに調整を行う時間は十分に残されています。まだリーグ戦で消化した試合は1試合だけですし、ここでつまずいてくれたほうが、後々のためによかったと思うほかないですよね。大切なのはシーズン終了時のマラガがどうかであって、シーズン出だしの今、判断を下すことはできませんから。

そのマラガはデミチェリス、マタイセン、カソルラ、エリセウ、セバス・フェルナンデス、ロンドン、イスコ、レシオがそれぞれの代表に招集されていますが、9月1日にはバレンシア、ビジャレアルとの親善試合も控えています。この親善試合は5月に地震があったムルシア州ロルカを支援するためのもので、試合形式についての詳細はわかっていませんが、おそらく45分ずつバレンシア、ビジャレアルと対戦することなるトライアングル方式になると思われます。


というわけで、なんとも後味の悪いアンダルシアダービーでしたが、第21節のロサレダでの対戦ではセビージャにきっちりと借りを返してほしいものです。



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