2011年8月21日日曜日

マラガCFの近況 その18


  本当だったら昨日20日から開幕するはずだったリーガ・エスパニョーラですが、ストライキのために開幕が延期になりました。本来ならマラガは今日21日、ホームでバルセロナと対戦することになっていました。
毎年のことですが、開幕直後のバルセロナは調子が悪いことが多く、しかもスペイン・スーパーカップのエル・クラシコの後だったので、“もしかしたら今シーズンはバルセロナに勝てるかも?”とあわい期待をしていたのですが・・・
  

  正直、今回のストライキで今後どのようなツケを払わされることになるのか未知数ですね。スペインサッカー選手協会(AFE)は、19日(金曜日)のお昼から、22日(月曜日)いっぱい4日間をストライキと決めていますが、多くのチームは練習を通常通り、あるいは回数を減らして行なっています。来週チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグのプレーオフが行なわれるチームが練習を休むわけにはいかないという理屈は分かりますが、それでもリーガをストライキするのなら、練習もストライキにすべきだとスペインのリーガファンの多くは考えています。またプレーオフ出場がないチームですら練習を行なったり、バルセロナに至っては22日にジョアン・ガンペール杯でナポリと親善試合を行なうことになっています。選手会のストライキを無視して親善試合・・・

そもそも今回のストライキを率先して行なうと決めたバルセロナやレアル・マドリードに所属するスペイン代表選手たちが、ストの期間中に親善試合や練習を行なうのは、偽善者以外の何者でもないと思ってしまうわけです。そんなことならリーガを通常通りやってくれよ!と。
ちなみにマラガは選手会の通達通り、19日の午後から22日いっぱいは練習もお休み=ストに入っています。マラガのように選手会の通達通りにストを行なうチームは、片手に足りるほどしかありません。 マラガは今日行なわれる予定となっていたバルセロナ戦に照準を合わせ調整を行なっていただけに、この4日間のストが今後どのように影響するのかちょっと心配です。それでも偽善者になるよりは、マラガのやり方は不器用ですが好感が持てます。   

  さて話題は変わりますが、目下人員整理に負われるマラガは、昨日フェルナンドとロザーリオとの契約解除を行ないました。彼らがこの後どこでプレーすることになるのかはまだわかっていませんが、マラガの下部組織出身で苦しいときにマラガを支えてくれたフェルナンドと、選手としてはプレーの質もそこそこだったのに、体調管理がイマイチで故障ばかり繰り返していたロザーリオのこれからの幸運を願っています。
  

  それから昨日からようやく今シーズンのユニフォームが売り出されました!昨日のマラガは40度近くまで気温があがり、しかも湿気がありましたが、多くのファンがユニフォームを購入するためにオフィシャルショップに列を作りました。ショップ側は相変わらず手際が悪く、売り切れになったサイズについてアナウンスするわけでもなかったので、ようやくショップに入ったときにはXXLしか残されていなかったというファンも大勢いたようですが・・・まあこれはマラガなんで仕方がないですね(苦笑)
  

  また幹部のひとりであるホセ・カルロス・ペレス氏が、「移籍市場が閉まるまでに新たなボールが入る可能性も残されている」と微妙な発言を行なっています。チームはすでに完成されているように思えますが、移籍市場が閉まるまでは時間も残されていますので、期待せずに待ってみたいと思います(笑)

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