2011年9月2日金曜日

マラガCFの近況 その20




1日にロルカ(5月に地震で被災した街)で行われたチャリティーマッチ(試合は各45分形式)で、マラガはビジャレアルに1-1(PK戦で勝ち抜け)、その後バレンシアに2-0で敗れました。


まずビジャレアル戦ですが、ペジェグリーニ監督は4-1-3-2というおもしろい布陣で臨んできました。出場した選手は以下の通りでした:ウィリー、ガメス、クリス、セルヒオ・サンチェス、モンレアル、ホアキン、トゥララン、ドゥダ、ブオナノッテ、ニステルローイ、フアンミ

つまりダブルボランチであるアポーニョをはずし、ボランチはトゥラランのみ。その代わりにブオナノッテをトップ下で起用しドゥダを左サイドに入れました。

ビジャレアル戦ではマラガはボールを支配し、いい具合で試合を進めていましたが、なかなかゴールは生まれませんでした。そうこうしているうちにビジャレアルは怪しげなPKで先制し、マラガは1点を追う形になってしまいました。そんな中、ブオナノッテがやってくれました。ブオナノッテはプレシーズン中のローダ戦のようなすばらしいゴールをマークし、マラガは同点に追いつくことができました。ブオナノッテはニステルローイやバチスタとのコンビネーションもいいですし、状況を打開してくれるような個人技にも秀でているので、ぜひともリーグ戦でも使ってほしいです!特に相手に先制を許しているような状況では、ゴールを決められないセバ・フェルナンデスではなくブオナノッテを入れてほしいです。←これは多くのマラガファンが思っていることでしょう。

試合ですが、最終的にはPK戦にもつれ込み、ウィリーが1本PKを止めたことで、マラガが勝ち抜けています。

その後のバレンシア戦ですが・・・途中まではビジャレアル戦と同じ布陣でしたが、1失点目は完全に守備の連係ミスというか、センターバックの2人は止まっていました。また2失点目ですが、相手GKのジエゴ・アウヴェスがマラガの守備陣が前のめりになっているのをうまく利用し、ロングパスを出したことでカウンターがぴたりとはまっています。ボール自体はマラガが支配し、ゴールのチャンスもあったのですが、この試合は完敗としか言いようがありません。

親善試合ですから負けたところで・・・と言いたいところですが、現在代表に招集されているデミチェリス、マタイセンを含め、センターバックがもう少ししっかりしてくれるといいですね。とにかく動きや反応が全体的に遅いので、これは実戦でプレーする中で感覚をつかんでいくしかないのかもしれません。

ただペジェグリーニ監督の指揮するチームはビジャレアル、レアル・マドリード時代も含め、シーズン出だしは調子が悪く、後半にかけてエンジンがかかる傾向にあるので、マラガも徐々に調子をあげてくれるのでは?と思っています。


さてさてその他のニュースですが、まずU-21欧州選手権予選のグルジア戦で、イスコがスーパーゴールを決めています。イスコはセンスもあるし本当に将来が楽しみな選手です。

また契約解除し移籍の道を模索することになっていたロザリオですが、夏の移籍市場が閉まる31日になって所属先が見つからないことから突如契約解除を拒否し、マラガに残留することになりました。ということで、ロザリオともともと契約解除を拒否していたエディーニョの2名は、24、25番の背番号でチームに残ることになりました。

特にロザリオは契約解除で合意と公式サイトにも出ていたのに、結局残ることになったようで、なんだかな・・・です。いい選手なんですが、何しろ故障が多いのでどこもほしくないですよね。

それから控えGKのルベン、また故障しました・・・この選手もマラガに来て以来、故障続きで万全な形で試合に出場したことがほとんどないんですよね。マラガは本当はもう一人GKを取りたがっていましたが、ペジェグリーニ監督の意向でGKも含めカソルラ以降は選手の獲得をしませんでした。つまり移籍市場の閉まる直前で選手を獲得したチームに比べると、連携を図ったり、チームワークを高める時間はたくさんあったわけです。ぜひとも次節のグラナダ戦ではいい試合をしてほしいですね。ちなみにグラナダ戦、12日の月曜日21時からです。35年ぶりのダービーなのに・・・月曜日って?


0 件のコメント:

コメントを投稿