2011年8月14日日曜日

マラガCF、ペニャロールに4-0で快勝!


 13日に行なわれたプレシーズン最後の試合であり、マラガCFのオフィシャルプレゼン試合(コスタ・デル・ソル杯)は、マラガがペニャロールに4-0で勝利しました。

 この日はマラガのフェリア(夏祭り)の初日ということもあり観客の入りは半分程度でしたが、見ごたえのある本当にいい試合でした。会長、副会長はラマダン中なので姿を見せませんでしたが、イエロGMやアントニオ・バンデラスの姿も見られました。

 試合の前には今シーズンのチームの紹介が行なわれ、現在U-20ワールドカップに参戦中のイスコとレシオを除く選手全員と、監督、コーチ陣がファンに挨拶を行ないました。
ひときわ大きな歓声と拍手を受けたのは、トゥララン、ファン・ニステルローイ、サンティ・カソルラ、バチスタの4選手でしたが、誰よりも大きな声援を受けたのはペジェグリーニ監督でした。ペジェグリーニ監督が指揮を取るからこそ今のマラガがあるのですから、当然と言えば当然ですよね。

 さて試合は、カバジェロ、ガメス、デミチェリス、マタイセン、エリセウ、トゥララン、アポーニョ、ホアキン、バチスタ、カソルラ、ニステルローイの布陣でスタートしました。おそらくこれが今シーズンのスタメンなんでしょうかね。
この日の試合はどの選手も文句のつけようのないすばらしい試合でした。カバジェロは相変わらずGKとしてしっかりゴールを守ってくれましたし、デミチェリス、マタイセンのセンターバックコンビもうまくボールをカットしたり、かなりよかったです。サイドバックのガメス、エリセウも攻撃に参加しつつ、守備も完ぺきでした。そしてボランチのトゥラランとアポーニョは、トゥラランが守備に貢献しつつパスを配給、アポーニョは前線へロングパスを送ったり、攻撃に参加したりと、この2人の息もぴったりでした。
ホアキン、カソルラもサイド突破や中央への切り込み、相手ゴール前で敵を拡散したりと、多彩な攻撃を見せてくれました。そしてバチスタとニステルローイは言うことないです。2人のコンビネーションもいいですし、確実にゴールを決められるFWですから、この2人は相手チームにとって脅威になるのではないでしょうか。

 そして途中出場した選手もそれぞれよかったです。セバスティアン・フェルナンデスもこの試合では非常に冷静に1対1の場面で決めてくれましたし、スピードもあり、カウンター攻撃にはうってつけの選手だと思います。それからブオナノッテも小柄ながらパワーとスピードを兼ね備えていますし、ドゥダ、セルヒオ・サンチェス、カマーチョも良かったです。マレスカはおそらく昨年同様、勝っているときの試合のスーパーサブになるのかな?という気がしますが、トゥララン、アポーニョが抜けた後のチームにリズムをもたらす選手として、やっぱりチームに必要な選手なんだろうな・・・と思います。ロンドンについては、チーム合流が遅かったですし調整不足かな?とも思いますが、悪くはなかったです。惜しい場面もありましたし、後は昨シーズンの感覚さえ戻れば今シーズンもたくさんゴールを決められるのではないかと思います。

 相手チームとなったペニャロールですが、決して手を抜いていたわけではないと思います。結構当たりも強かったですし、そのせいであわや乱闘?という場面もありました。というかアポーニョは実際、相手選手に平手打ちを入れていました(笑)。アポーニョも公式戦ではこういうことは控えてもらわないと困りますが・・・

 肝心のゴールですが、ニステルローイが2ゴール、バチスタ、セバスティアン・フェルナンデスが決めています。どのゴールも今シーズンのマラガが多彩な攻撃を行なえることを物語るものでよかったです。

 リーグ戦まで残り1週間。開幕に向け期待感の高まる試合内容で大満足でした。

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