2009年8月1日土曜日

アルベルト・ルケ 入団発表


 7月31日に行われたアルベルト・ルケの入団発表。
サンス会長と共に会見場に現れたルケは、マラガ復帰に対する喜びを語った。

「今日この日を迎えることは決して簡単なことではなかった。ぼくはアヤックスとの契約が残っていたし、彼らはチームに残るか、海外の他のクラブへの期限付き移籍の道か、それだけをぼくに求めていたからだ。だがぼくは最初から最後までマラガに戻ってくる、それしか考えていなかった」

また「引退するならマラガで」とその強いマラガへの愛も強調した。

「いずれサッカーを出来なくなる日がくるだろう。その日が来たらぼくはいさぎよくユニフォームを脱ぐ。だがそのユニフォームがマラガのものであることを願っている。つまりぼくがサッカーを出来ないということは、マラガで必要とされなくなるということなんだ」

この会見を見て思い出したことがある。2005-06シーズンにマラガが2部に降格し、クラブ消滅の危機になったとき、私財を投げ打ってチームの株式を買い取り、会長に就任したフェルナンド・サンス会長のことを。父親が元レアル・マドリードの会長で、お坊ちゃま育ちのサンス会長だけど、それでもマラガというクラブへの愛は、とても強く、クラブを消滅の危機から救ってくれた。
「クラブ愛」というものを、口にしたり、ユニフォームにキスをして証明するよりも、こんな風に犠牲を払ってまで証明してみせてくれたサンス会長やルケ。こういうクラブだからこそ、わたしも好きなんだと思う。

ちなみにルケの背番号は「5」。期限付き移籍中だった昨シーズンつけていたものだ。マラガはこの番号をルケのために・・・と誰にも使わせないことを決めていた(実はステパノフさんが5をつけたがったのだけど、ルケの番号ということを聞いて、15にしています)

というわけで、ルケ、ずーっとあなたが引退するまで応援しているからがんばってね。

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