2011年9月13日火曜日

マラガCF対グラナダCF


Málaga-Granada - Málaga Club de Futbol  ←試合のハイライトです。




 第3節のマラガ対グラナダ戦を観てきました。本当におもしろい試合でした~!
試合前には今シーズンから1部に復帰したグラナダに対しオマージュが捧げられ、スタジアム中からグラナダファンに対し惜しみない拍手が送られました。スタジアムも月曜日の試合にもかかわらず満員でしたよ。

 さて肝心の試合ですが、マラガが4-0で快勝しました。
スタメンは:カバジェロ、ガメス、デミチェリス、マタイセン、エリセウ、トゥララン、ドゥダ、カソルラ、ホアキン、ブオナノッテ、ニステルローイでした。
まず注目すべきなのはアポーニョの定位置にドゥダが起用されたことです。このドゥダの起用が本当にぴたりとはまりました。本来は左ウイングのドゥダですが、近年はスピードも落ちペジェグリーニ監督の目指すスピード溢れる攻撃的サッカーに適応するのが難しい状況でしたが、中盤であればそれほど走る必要もないですし、何よりドゥダの持ち味である正確なパス出しが存分に生かされていました。
グラナダ戦を観る限り、アポーニョ以上にドゥダはこの位置でのプレーに合っているような気がします。
またこの試合ではセンターバックの2人がよかったです。デミチェリス、マタイセンの動きのおかげでトゥラランがフリーになり、グラナダの攻撃の芽を次々と摘み取ってくれました。トゥラランはまったくプレーに絡んでいないように見えて、ピッチ中を走り回り相変わらずレベルの高い仕事を見せてくれました。
それから得点こそマークしませんでしたが、ニステルローイの動きも素晴らしかったです。このグラナダ戦はスタジアムとビデオで2度観ましたが(しつこい・・・笑)、テレビの解説者もニステルローイの動きを絶賛していました。というのも、この試合では2列目となるカソルラとホアキンがそれぞれ2得点をあげているわけですが、特にホアキンのゴールは1列目のニステルローイが相手DF陣を引き付ける動きをしたことで、フリーとなったホアキンがゴールをあげることができたのです。

 とにかくこの試合は全員が全員、文句なしの試合を見せてくれました。ブオナノッテも個人技で敵を突破したり、ガメスもいい動きをしていました。2得点をあげたホアキンも、やっぱりホーム試合では活躍しますね。カバジェロもあわやの直接FKを阻止したり、的確な飛び出しでピンチを救ってくれました。
途中出場のイスコもマラガでのデビュー戦でしたが、すばらしい動きをみせてくれました。このままいけばイスコは数年以内にスペイン代表も夢ではないでしょう。そしてなんといってもカソルラです!ビジャレアル時代でもこんなにすごいカソルラって見た記憶がないです。スペイン代表では同レベルのプレーを何度も見たことがありますが・・・それだけマラガでのプレーに合っているということなのでしょうか?この試合のMVPは間違いなくカソルラですね。スタジアムでもカソルラコールが鳴り止みませんでしたから。


唯一心残りと言えば、エリセウですかね・・・守備にも攻撃にも参加していい動きをしていましたが、じゃっかん頭に血がのぼり、不用意なファウルを犯していました。もう少し冷静にプレーをしてほしいですが、まあこれは仕方がないですね。
イスコ同様に途中出場したマレスカとロンドンですが、可もなく不可もなくといった感じです。マレスカについてはいつも通りそつないプレーをみせてくれましたが、ロンドンは途中出場したタイミングが悪かったというか、マラガ全体が大量リードで攻撃をする気を失くしたときに出てきたので、攻撃にからむこともなく・・・というかからみようもなく、ちょっとかわいそうでした。

 というわけで、2度観しても飽きない大満足の試合でした。次節はアウエーで17日の18時からマジョルカ戦です。ロサレダでの勢いをマジョルカでも発揮してほしいですね。

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