2011年9月22日木曜日
マラガCF、カソルラのゴールでビルバオに勝利
昨日21日に行われたマラガ対アスレティック・ビルバオ戦は、カソルラの鮮やかなFKでマラガが1-0で勝利しました。
カソルラ、本当に調子がいいですね~。昨日の試合では何度かFKの場面があったのですが、ドゥダ、バチスタらが何度か蹴った後、最後の最後にカソルラが蹴り、ゴールを決めてくれました。ドゥダ、バチスタのFKも結構惜しかったのですが、カソルラのFKにはかないませんでした。マラガ史上最高額でカソルラを獲得したペジェグリーニ監督の目に狂いはなかったということですね。
さて試合ですが、ビルバオは試合開始早々から当たりが強く、何度か危険なファウルもありましたが、主審のフェルナンド・テイシェイラ・ビティエネス氏は、イエローカード忘れてきちゃったの?というくらい、まったくカードが出しませんでした。おかげで観ている観客は選手の怪我の心配でハラハラしっぱなしでした。
マラガはビルバオ戦でも試合を支配し、何度かチャンスも作り、試合展開もよかったです。いつも通り、トゥラランは文句なしでしたし、もう彼のプレーを観るだけでもロサレダに行く価値があると思います。昨日はトゥラランが素晴らしいプレーをするたびに拍手やトゥラランコールが起こっていました。
そしてホアキン、絶好調ですね。ゴールを決めたカソルラと共に、頻繁にポジションチェンジをしながら何度もチャンスを演出してくれました。
またゴールこそマークしませんでしたが、ニステルローイはさすが!ですね。攻撃はもちろん守備でも自分を犠牲にしたプレーを何度も見せてくれました。ビルバオのセットプレーのボールを何度もクリアしピンチをチャンスに変えてくれたのもニステルローイでした。ペジェグリーニ監督がロンドンではなくニステルローイをスタメンで起用する理由がなんとなくわかった気がしました。ロンドンはゴールをあげてくれますが、守備に犠牲を払ったり、周りの状況を見たり・・・ということがまだまだなんですよね。だからこそ、昨日は決定的なチャンスにゴールをあげられなかったロンドンにはブーイングが起こり、ニステルローイには惜しみない拍手が送られたのでしょう。
それから守備陣ですが、デミチェリスとマタイセン、良かったです。デミチェリスは堅守でジョレンテに仕事をさせませんでしたし、マタイセンは左サイドバックのエリセウの守備のまずさをうまくカバーしてくれていました。エリセウももうちょっと守備に参加してくれるといいんですけどね・・・
そしてカバジェロ、相変わらずすばらしかったです。彼がいてくれる限りマラガは大量失点に悩まされることはなさそうな気がします。ここ3試合は無失点に抑えてくれていることも大きいと思います。
さてさて対戦相手となったビルバオですが、センターバック3人体制でマラガ戦に臨んできましたが、やっぱりうまく機能していませんでした。特に前線のジョレンテが孤立してしまう場面が多く、中盤に問題があるんでしょうね・・・ダビド・ロペスのようないい選手を控えにしている理由もまったく謎ですが、本来は力のあるチームなので、そのうち巻き返しもあるのでしょうか???
ビルバオ戦に勝ったことで、マラガは3連勝で暫定2位にたっています。今日22日のベティス戦の結果次第で順位が変わる可能性もありますが、とりあえず順調な滑り出しをしてくれていることに、ペジェグリーニ監督、そして選手たちに感謝です。どうか怪我だけはしませんように。
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