2009年6月3日水曜日
マラガCFの将来のゴールキーパー
かつてマラガCFでもプレーをしていたGKハビエル・サンチェス・ブロトは、『Solo Porteros』(ソロ・ポルテロス)というGK専用のショップを経営している。
その彼のショップ主催のGKコンテストが開催されて、スペイン全土から4,500人以上のGKがこのコンテストに参加した。予選を経て、全国10箇所で行われた本選、そして最終戦を経て、優勝したのはギジェルモ・ウビエルナという無名のGKだった。
ギジェルモは24歳で、スペインが生んだハリウッド女優ペネロペ・クルスの出身地マドリード州アルコベンダスで3部リーグのGKをしている。
実はこのコンテストの優勝者には秘密の賞品があった。それはマラガCFと1年間契約を出来るというものだ。プロの選手としての契約ではないので試合に出ることはないけれど、マラガCFのトップチームの練習に参加できる上に、もしここで才能を認められれば、1年契約終了後はプロとして契約をし、マラガCFでデビューすることも可能なのだ。
今回のこの契約は、マラガファンの間では賛否両論だ。下部組織の選手を無視して、よそから無名の選手を連れてきたチームのやり方に納得いかないファンもいれば、コンテストという形で埋もれた才能を発掘するというやり方に賞賛するファンもいる。
わたし個人としては、うまいやり方だな・・・というのが感想。お金のないマラガならではのアイデアだと思う。これで下部組織の選手も触発されて、がんばってくれると思うし。←そうじゃなきゃプロじゃないしね。
何よりもコンテストの結果発表のとき、マラガCFと契約できると知ったギジェルモの笑顔に、素直に「おめでとう」って言いたい気持ちになった。
がんばれギジェルモ。
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