2009年2月1日日曜日

オサスナvsマジョルカ 最下位からの脱出

 第21節オサスナvsマジョルカの試合が、オサスナのホームスタジアム、レイノ・デ・ナバーラで行われ、1-0でオサスナが勝利を収めた。
オサスナは今シーズン実に7節に渡り最下位に甘んじていたが、今日の勝利でようやく最下位脱出に成功した。とはいえこの試合、オサスナ、マジョルカ共に退場者を出してしまう波乱があった。




 試合開始直後3分、オサスナのマスードが右サイドから中央に入れたボールに頭で合わせたFWパンディアーニがヘディングでゴールを決める。
開始から10分程度はオサスナが随所にいいプレーを見せるが、徐々にマジョルカが優勢になってくる。前半31分のアランゴの左足のシュートや前半ロスタイムのヌネスのヘディングなど、マジョルカは何度もオサスナゴールに襲いかかるがゴールにはつながらない。


 
 後半に入るとマジョルカは完全に試合の主導権を握る。しかし後半60分、マジョルカの望みは断たれてしまう。DFダビッド・ナバーロがマスードへのファウルでレッドカードをもらい退場してしまうのだ。
しかし試合はこのまま終わらない。
オサスナは後半74分に追加点のチャンスのPKをパチ・プニャルがはずしてしまう。また79分にはマジョルカのGKアワットがエリア外でボールにさわったことでレッドカードをもらい退場する。そして終了10分前にはオサスナのネクナムが2枚目のイエローカードで退場する。
こうなるとどちらのチームも戦意を失い、時間だけが過ぎるまま試合終了を迎え、結局、試合早々に点を入れたオサスナが逃げきり勝ちを手にした。

 どちらのチームもプレーが雑になってしまったこと、特にオサスナは追加点のチャンスのPKを決められなかったこと(オサスナのPK失敗は今シーズンこの試合の失敗を入れて3回目)は今後の大きな課題になるだろう。

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