2009年2月7日土曜日

ベティス 12年ぶりの勝利!! 


 リーガBBVA第22節、セビージャvsベティスのセビージャダービー、伝統の一戦が、セビージャのホーム、ラモン・サンチェス・ピスハンで行われた。

 ベティスは1996-97年のシーズン以来、サンチェス・ピスハンで勝利がなかった。
今回の試合前、ベティスはリーガ2部に所属するレアル・サラゴサから以前ベティスでプレーをしていたオリヴェイラを獲得した。このオリヴェイラの古巣復帰はベティスファンに大いに歓迎を受けた。
オリヴェイラ本人も「ベティスは自分を育ててくれたチーム。そのチームに戻ってこられてうれしい。」とコメントし、ベティスファン、オリヴェイラ双方の相思相愛ぶりをみせた。

 さて対するセビージャは水曜日に国王杯でアスレティックを破ったものの、ここ2戦リーガで勝ち星をあげていなかった。
とはいえセビージャはリーガでの順位が3位。対するベティスは16位と低迷中。
セビージャの選手も監督も会長までもがスペイン一熱いと言われるセビージャダービーの勝利を信じていたことだろう。


 試合は開始早々から両チームの攻防が見られ、なかなかおもしろかった。イエローカードが頻繁に出されたが、これはセビージャダービーで両チームの選手が熱くなっているからというより、今日の審判ゴンザレス・バスケス氏によるところが大きいだろう。この審判、しょっちゅうカード出すんだよね・・・
前半を0-0のまま折り返し、後半に入る。後半に入り試合は俄然おもしろくなる。
後半開始10分ほどはセビージャのカペルがよく走り、再三ベティスのゴール前を脅かす。
しかしセビージャの監督はこのカペルをアドリアーノに交代。

そして後半70分、セビージャのドゥーシェルがイエローカード2枚目を出され退場。その1分後、ベティスのセルヒオ・ガルシアがメッジのロングパスを右足でシュート!ベティス1点目。そして84分古巣に戻ったばかりのオリヴェイラがシュート!ベティス2点目。



この時点でスタジアムを後にし出すセビージャファンもちらほら。
しかしセビージャはあきらめない。カヌーテとアドリアーノを中心に攻める。ロスタイム、ついにセビージャがカヌーテのヘッドで1点をもぎ取る。この後のロスタイム、本当に長く感じた。
もともと4分のロスタイムだったけれど、最終的に5分はあった。

結果セビージャ 1-2 ベティスで見事ベティスが12年ぶりにサンチェス・ピスファンで勝利。

個人的な意見だけど、わたしはベティスのセルヒオ・ガルシアが大好きなので、彼のゴールとベティスの勝利がとってもうれしかった。

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