2009年2月8日日曜日

マラガ!!!!! マラガvsアルメリア

 リーガBBVA第22節、マラガvsアルメリアがマラガのホームロサレダで行われた。
今日のマラガはカードの累積でアポーニョが出場停止、ドゥダが足の筋肉に問題を抱えていたため、いつもとは違った布陣で前半を戦うこととなった。
そしてこの前半、全くマラガらしさの感じられない、統率の取れない試合運びとなり、アルメリアに2点を献上することとなった。
このままではマラガの負けが確定する。そう思ったのだろう。監督のタピアは後半、ミゲール・アンヘルに代え足の調子が悪いドゥダを、ナッチョに代え実に2年ぶりの完全復帰を果たしたサルバを投入。なんとFW4人体制に布陣を代える。この監督の勇気ある決断が功を奏す。
後半開始早々48分にへスス・ガメスのロングパスからアルベルト・ルケがゴール。
このゴールの後、今日の主審、ペレス・ラサが乱心する。イエローカードを乱発し出すのだ(どう見てもイエローどころかファウルでもないようなプレーで)。両チームとも度重なるイエローカードにプレーが乱れ出す。
マラガは何度もアルメリアゴールを脅かすが、今日のバハは集中力に欠け、バハのゴール前のミスが連発する。
しかしここにマラガの救世主が登場する。サルバだ。またもやへスス・ガメスからのパスにサルバが右足で合わせゴール。マラガが同点に追いつく。
とても前半と同じチームとは思えない。
その後も何度も何度もアルメリアゴールに襲いかかるマラガ。ゴールチャンスは実に10回以上を数え、マラガが優勢に試合を進める。
そして72分、ダメ押しの3点目、またもやサルバがゴール。
後半85分にはアルメリアのマネがエリセウへのファウルで一発退場となり、なんとか同点に追いつこうとアルメリアも攻めるが万事休す。3-2でマラガが勝利を収めた。

 何と言っても今日のマラガの勝因はサルバに尽きる。2年以上近くもあちこち故障を繰り返し、試合に出られなかったサルバ。そんなサルバをそれでも見捨てずにチームに在籍させたマラガ。このチームのサルバへの信頼が今日の華麗なサルバの復活につながったのだろう。後はへスス・ガメス。自陣をしっかり守りながら奪ったボールを右サイドをうまく使い、自在にピンポイントにゴール前にパスを出すその技術の高さ。
そして、監督のアントニオ・タピアの大胆な采配がマラガに勝利を呼び寄せた。
今後の課題を・・・と言えば、ドゥダやアポーニョのような司令塔がいなくてもチームが統率の取れたプレーをすることかな。でもあんまり欲張ってもいけないか(笑)

今日の試合、本当におもしろい試合だった。
次節はアウェーでバレンシアとの試合。今のマラガならアウェーでもバレンシアに勝てると思う。
がんばれ、マラガ。

ちなみにアンダルシアダービーと言うと、セビージャvsベティスが有名だが、スペインではセビージャvsベティスの試合はセビージャダービ-と言う。マラガとアルメリアの試合が日本でもアンダルシアダービーとして定着するといいな。

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