2009年2月21日土曜日

バルセロナが負けた?? バルセロナvsエスパニョール


 1位と最下位によるダービーとなった第24節、バルセロナvsエスパニョール。
バルセロナの勝利を誰もが疑わなかった試合。しかし終わってみると結果はバルセロナ1-2エスパニョールであった。
 今シーズンバルサが唯一負けた試合は開幕戦の対ヌマンシア戦。それ以来実に22試合、負けることのなかったバルサがバルセロナダービーにおいて、同郷チーム、エスパニョールに負けたのだ。しかもバルセロナは1位でエスパニョールは最下位。
ちなみにリーガの歴史の中で、1位のチームが最下位のチームにホームで負けたのは初めてのことなのだそうだ。
それくらいバルセロナの負けはあり得ないことだったのだ。

では今シーズン最強チームとだれもが疑わないバルサが負けた理由はなんだったのだろうか?
第1に試合時間がレアル・マドリードvsベティスの時間と重なったことだ。
今シーズンのバルセロナはレアルと試合時間が重なるといいことがないのだ。しかもこの試合でのレアルは前半だけで6点もの大量ゴールを生みだし、それがバルセロナの選手たちに悪い意味で影響を与えてしまったのだ。
第2にケイタの一発退場で、数的に不利になってしまったこと。
とはいえ本来のバルセロナであれば、数的に不利になろうと、負けることなどなかったはずだ。
しかし一度落着きをなくした選手たちは最後の最後まで落着きを取り戻すことはなかった。

試合後のインタビューでチャビは「審判が試合を台無しにした」と言っている。
とはいえ審判の判定が勝敗に影響を与えたのは何もこの試合だけではない。だからバルセロナにはこの負けに屈せず、次節ではまた、いつもの最強バルサであってほしい。

そしてエスパニョール、最下位脱出と27年ぶりのカンプノウでの勝利、おめでとう。

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