
第37節では残り1試合を残してヌマンシアとレクレアティーボの2部降格が決定した。
この次の日、スポーツニュースを観ていて思ったことがあった。この2チームのファンがチームの降格に対し、全く対照的な反応をしていたことだ。
ヌマンシアはアウェーでヘタフェと対戦した。この日のヘタフェのスタジアムはヌマンシアのチームカラーの赤が大半を占めていた。ヘタフェはチームカラーが青だから多くのヌマンシアファンがヘタフェに駆けつけて、自分の愛するチームを応援していたんだよね。
でも結果はヘタフェ1-0ヌマンシアでヌマンシアは敗戦。降格が決まってしまった。でもヌマンシアファンは2部に降格してもヌマンシアを愛する気持ちは変わらない!とばかりに、「ヌマンシア最高!」と合唱し、選手にねぎらいの言葉をかけていた。
後日のインタビューでファンのひとりは「1部リーグで夢を見させてくれた選手全員にありがとうと言いたい」って答えていた。
一方レクレアティーボはホームでラシン・サンタンデールと対戦した。ホームだし、サンタンデールから応援に駆けつけるにはレクレアティーボがあるウエルバは遠い。当然、スタジアムはレクレアティーボのファンでいっぱいだった。でも結果はレクレアティーボ0-1ラシン・サンタンデールで、レクレアティーボが敗戦した。そうしたらレクレアティーボのファンは選手に向かって「この恥さらし!」とばかりに罵声を
浴びせていた。それは観ているこっちまで気分の悪くなるような罵声だった。
どちらのファンも自分のチームを愛する気持ちは同じなのかもしれない。だけど、自分の好きなチームの選手に罵声を浴びせるのはどうなんだろう・・・
今シーズン、アトレティコ・マドリードやセビージャではたびたびファンによる選手への罵声が問題になっていたけど、その度にとても悲しくなった。選手はみんな誰よりも試合に勝ちたいと思っているはずなのに、それなのに試合に負けて罵声を受ける。プロなんだから当然だ!と言われるかもしれない。それだけのお金をもらって、エンターテイメントとしてプレーする以上勝たなくちゃ意味がない。そうかもしれない。でもヌマンシアのファンのように、選手をねぎらう優しさがすべてのファンにあったなら、もしかしたらサッカー観戦はもっと楽しくて気持ちのいいものになるのかもしれない。それがたとえ好きなチームが負けた試合でも。そんな風に思うのは間違っているのかな。
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